The New York Times Travel Show (1)

ニューヨークタイムズトラベルショー ニューヨークでミニ世界旅行

今週末は、ニューヨークのおなじみの巨大イベント会場、Jacob Javits Center で、ニューヨークタイムズ主催によるトラベルショー (The New York Times Travel Show 2017) が開催されました。ニューヨークに世界中の様々な国から人が集まり出展するということで、どんな様子だろうと、はじめて足を運んでみました。
世界中から人が集まり、それぞれの文化を象徴するような踊りや名産品を振る舞ったりと、ミニ万博のようで楽しかったですが、特に印象に残ったのが、最近、多くの人の旅行の大きな目的の一つとなりつつある食をテーマとした、世界中の様々なグルメをアピールするという “Taste of the World” というイベントです。



ニューヨークタイムズトラベルショーは、今年で10年目を迎えるイベントで、毎年、参加者も増えてきているようです。今年は、1月27日から29日まで行われ、初日は、旅行業界のプロフェッショナル対象のプログラムで、週末の土日は、一般対象で、世界中の様々な国の魅力や、旅行に関するサービスを紹介したり、様々なテーマのセミナーが行われていました。
例えば、女子旅にフォーカスしたビューティーやウェルネスなどをテーマにしたものなどもありました。

キャンペーンにかわいいキャラクターを連れてきている国もありました。日本が元祖な気もしますが、日本にはおらず、他のアジア各国のブースで、キャラクター達が活躍していました。

南アフリカのキャンペーンもなかなか勢いがありました。

南アフリカは、Taste of the World にも参加しており、食と絡めて、南アフリカ自体の魅力を上手に紹介していました。南アフリカの具体的なトラベルプランの資料や南アフリカのシティの中心地、ケープタウンの市販の本のマップなどを配布し、さらに美味しいデザートを立て続けに2品振る舞ったりとなかなか宣伝上手。通貨安のようで、南アフリカに来るべき理由、おすすめの理由として、グルメなコース料理も、ニューヨークだと200ドルするものが、ケープタウンだと30ドルで食べられるなど、美味しいデザートを頂きながら聞くとなかなか説得力があったかもしれません。続きは、南アフリカのブースでね!って、ブースへの誘導もしっかりされていて、かなり勢いを感じました。南アフリカというと危険なのではという印象を持つ人も多いかもしれませんが、ケープタウンとその周辺は、訪れたことがありますが、なかなか洗練された街で、美しい料理を堪能できます。地中海性気候で、ワイン造りが盛んなところが、カリフォルニアと似た雰囲気です。

Taste of the World のコーナーでは、南アフリカの次は、ハワイの有名なレストラン「ロイズ」のスターシェフ、ロイ・ヤマグチさんが登場していました。以前、ハワイのお店や、ニューヨークにお店がまだあった頃に訪れたことがありますが、久々のロイズの味です。しかも今回はシェフご本人の登場です。2017年後半に新しくはじまる豪華クルーズで、ロイ・ヤマグチさんのメニューが振る舞われるということでのPRイベントだったのですが、さすが豪華客船のPRです。あっと驚くお料理が出てきました。

ピラフの添えられた絶品ラムチョップという、まるでレストランのメインの一品のような一皿がショーの会場にいる人全員に振る舞われました。さすがシェフのショーということで、クッキングショーとしてもとてもおもしろかったです。ショーの後も、お料理に関する質問などが多く出ていて、なかなかない貴重な体験でした。そして、クルーズのPRとしても成功だったようで、さっそくカウンターで申し込みをしている人の姿も見られました。

このトラベルショーの各国のブースでは、旅行が当たる大抽選会が行われていて大人気になっていました。外れても何かしら景品をもらえることも多く、ガイドブック会社のブースでは、全員に市販のガイドブックをプレゼントするイベントも行われていました。

ショーステージでは順番にダンスなどのショーがみられます。

太極拳も登場。

ステージでも華やかにショーが行われていました。

操り人形のショーも。

全体的には昔ながらの形の旅行業界イベントで、オンラインの新しいトラベルテックの参加はみられませんでしたが、仮想体験するこんなヴァーチャルリアリティ (VR) のコーナーは多く見られました。新しい手法を取り入れたキャンペーンもなかなか人気があるようでした。

ブースのところでもライブで盛り上げてくれる演出などをしていたりして、各国それぞれ工夫を凝らしています。

織物が得意な国は、そんな国を象徴するような工芸品を飾った華やかなブースに。

カリブの島など。

エジプト。

バーベキューを食べるためだけにノースカロライナに出たという、ニューヨークタイムズの人のお話と合わせて、ビネガーが印象的な東部ノースカロライナ流バーベキューソースの紹介があったり。以前、紹介したことのあるノースカロライナのBBQについて説明していました。

イギリスのブース。

ステージ外でも、インドネシアの美しいダンサーたちはサービス精神旺盛にダンスを見せてくれたり、一般の人たちも参加して一緒にダンスを教えてくれながら踊ったりなどしていてとても盛り上がっていました。

インドネシアのコーヒーが振る舞われていたのですが、まるでこだわりのコーヒー店のマスターという感じで一杯一杯をとても丁寧に入れるので、コーヒーが出来上がるのにとても時間がかかり大行列になっていました。並んでいるとき、たまたまインドネシアのダンサーたちのダンスが見られたので待ち時間もあっという間でしたが、さすがじっくりと時間をかけて丁寧に入れられたコーヒーはとても美味しく、効率性よりも徹底的に質にこだわってる感じがまたよかったです。

また本のサイン会も開催されていました。

なかなか大人気なセミナールームがあり覗いてみると、トラベルブログ、Nomadic Matt で有名な Matt Kepnes さんが講演していました。

ノルウェーらしいグッズに囲まれた暖かい雰囲気のブース。

思わずインスタグラムしたくなるようなブースづくりをしている国も。

ドミニカンリパブリックはかわいい民芸品が並んだブースです。

日本は旅行先としてもとても人気の国です。大きなブースには、日本に興味のある人たちが多く集まってきていました。”Taste of the World” では広島焼きを振る舞っていたようです。

セミナーコーナーでは、アメリカの日本通の人たちによる、日本旅行に関するレクチャーが行われていて、少し覗いてみましたが、外国人視点の日本旅行のポイントを色々お話していました。やはり、日本のカルチャーにかなり興味がある感じで、歌舞伎とか相撲とか、また日曜日に原宿へ行くとコスプレの女の子たちがたくさん集まっているのを見られるとか、そういうどこへ行くかというポイントと合わせて、日本人のお行儀のよさや、温泉の入り方についてなどの話もありました。日本人が紹介する日本とはまたちょっと違う視点からのお話でした。

思わずサファリへ行きたくなってしまう、魅力的な動物のポストカードが並ぶブース。

ニューヨークの郊外の地域も大キャンペーンをしにやってきていました。

ニューヨーク郊外のCrown Mapleのメイプルシロップの試食。このメイプルシロップ絶品です。思わず、ここで買えないの?って聞いている人もいるくらい。

ウクライナのブースでは、とてもかわいらしい民族衣装で、ウクライナの紹介をしていました。民芸品や資料などを見せてくれましたが、かわいらしいおとぎの国のような雰囲気で、女性客を引き付けていました。

キッズフレンドリーイベントで、子供は無料で入場できるので、旅行好きファミリーも多かったです。なかなか一度に世界の色々な文化を体験することができるイベントってないと思うので、世界のカルチャーや旅行に興味がある人には気軽に行けて、ミニ万博のようで、おもしろいイベントではないかと思います。

NYで旅行博開催 世界のグルメとエクスペリエンス!ニューヨークタイムズトラベルショー2018

ニューヨークタイムズトラベルショー ニューヨークでミニ世界旅行 was last modified: 1月 26th, 2019 by mikissh