イギリス ロンドン いよいよ2月から検査なしで海外旅行が可能になります

イギリスでは現在、次々とパンミック下に課されていた、コロナパスやマスク着用などの様々な制限を解除する動きになっています。ニューヨークより一足早く、感染力が極めて高いオミクロンが猛威を奮っていましたが、急激に流行が収まりつつある現在、イギリス政府は、今日、さらに国外からの旅行に関して、ワクチン接種済みの人に限り、現在必須となっている到着後48時間以内の検査義務を2月中旬で廃止することを発表しました。ロンドンをはじめイングランド地方を訪れる際、いよいよ検査なしで旅行することが可能になります。

パンデミックが本格的にはじまった2020年3月以来、世界各国で、他国からの入国を禁止したり、ワクチン接種完了証明や、事前・事後検査での陰性証明の義務化、そして、一定期間の自己隔離など、様々な旅行制限が課されてきました。気軽に国外を旅行するのがずっと困難な状態でしたが、パンデミックから2年が経過し、ようやく明るい兆しが出て来ました。

オミクロンの大流行が、一足早く収まりつつあるイギリスでは、現在、マスク着用やコロナパスによる入場制限など様々なコロナ制限が解除されつつあります。(詳細)
そして、今日、さらに、国外からロンドンをはじめイングランドへの旅行の際、ワクチン接種完了者に関して、入国後48時間以内に必須とされている事後検査義務を 2022年2月11日で廃止することを発表しました。イングランドでは、既に、ワクチン接種済みの人のフライト前の事前検査義務が廃止されているため、ワクチン接種完了者は、2月中旬以降は、コロナ関連で、入国時に唯一課される要件は、出国地・連絡先などをこちらの passenger locator form に入力することのみとなります。
イングランドに加え、スコットランドも同様の対応を取るようで、検査なしでロンドンやエディンバラなどへ訪問可能となり、旅行しやすくなります。ちなみに、ワクチン接種を済ませていない人は、フライト前検査、入国後48時間以内の検査は継続されます。入国後8日目の検査義務だけなくなります。詳細は、こちら です。ただし、自国(イギリスからの場合は訪問国)の旅行制限が続く限りは、旅行時の検査義務はやはりまだ残ってしまいます。

パンデミックからエンデミックへの移行は、どこかで区切りをつけないとキリがないと思いますが、先頭を切って、現行の制限を解除するのは、なかなか勇気がいることだと思います。イギリスは、ワクチン接種完了者は8割超、ブースター接種済みが 65% 程と ワクチン接種 が進んでいて、アメリカ同様、すでに感染済みの人も多く、全体的に集団免疫レベルは高い状態にあります。感染の流行の波など常にアメリカの一歩先を行っているので、これが良い結果となり、パンデミック生活の終わりがいよいよやってくることを期待したいです。

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話は変わりますが、ロンドンのナショナルギャラリー で、ハンティントンライブラリー所蔵の名画 The Blue Boy が100年ぶりにイギリスで展示されます。
The Blue Boy は、イギリスの巨匠、Thomas Gainsborough が、1770年に描いた名作で、今から100年前の1921年に、アメリカの大富豪、Henry E. Huntington が購入した作品です。The Blue Boy は、5月中旬までナショナルギャラリーにて展示されます。

ロサンゼルス近郊にある、ハンティントンライブラリーへ数年前訪れたとき、ちょうどこの The Blue Boy の作品が修復されているところを目の前で見ることができました。今は完成し、美しい状態になっています。ハンティントンライブラリーは、イギリス絵画のコレクションが、充実しているおすすめのミュージアムです。

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イギリス ロンドン いよいよ2月から検査なしで海外旅行が可能になります was last modified: 6月 26th, 2024 by mikissh