金沢を訪れた後、富山を経由し、宇奈月温泉にやってきました。宇奈月温泉で久々に温泉につかってゆっくりすることができました。
翌日、宇奈月温泉から出発する黒部峡谷トロッコ電車に乗って、少し紅葉のピークを過ぎてはいましたが、紅葉と美しい水辺の絶景を堪能してきました。

この日のメインイベント、黒部峡谷トロッコ電車。

割と気温が冷え込んできたときだったので、窓付きの車両に乗りました。

普通の車両はこんな吹き抜けの車両です。

この時は11月中旬頃で、黒部渓谷の紅葉の時期としては、ちょっと遅かったかな、っていう感じでした。

山彦橋。昔はこの橋にもトロッコが走っていたようで、当時、トロッコの音がやまびこのように響いたのでその名が付いたそうです。

川と山景色を見ながら列車は進んでいきます。

水の色が美しいです。

綺麗なエメラルドグリーン色をしたうなづき湖です。

終点の欅平に到着後、トロッコ列車を降りて、周囲を散策します。
この美しい立派な赤い橋を渡って散策スタートです。渡ったところでは、さっそく落石注意の看板とともに、かぶって下さいとばかりに並んでヘルメットが置いてあります。ドキドキしながらも、とりあえず、問題はなさそうなので、そのまま進みます。

この先を進んでいくと名剣温泉があるようですが、シーズンの終わりということで、残念ながら途中で通行止めとなっていました。

反対方向へしばらく行くと、山の水が流れてくる暗いトンネルの中を通って進んでいくようになります。

でもその先にはこんな綺麗な川が現れます。川の水の色が本当に美しいです。夏に来たら川遊びできそうな気持ちのいい場所でした。

期待してさらにずっと散策路を進んでいくと、残念ながら、途中で終わりになってしまいました。やはりこのエリアに来るにはちょっと時期が遅かったようです。

散策で癒された後は、再びトロッコ列車に乗って帰ります。

帰りのトロッコ列車の中からも橋やダムなどの綺麗な景色を楽しめました。行きはみんな盛り上がって写真撮るのに夢中になっている人が多かったけど、帰りはすっかり眠ってしまっているような人もいました。

幸運なことに、こんな美しい虹にも出会うことができました。

トロッコ列車沿いにはいくつか温泉もあるのですが、紅葉の時期が終わりに近づくと観光客も減ってくるためか、早々に営業を終えてしまうようで、トロッコ列車の終点にある名剣温泉はすでに営業終了となっていました。
途中駅にある黒薙温泉はまだギリギリ営業中だったようです。宇奈月温泉の源泉は実はここにあり、お湯が引かれていっています。

前日の夜は、宇奈月温泉で、ひさしぶりの旅館に滞在。友人にお願いしたのですが、紅葉の繁忙期ということもあり、こちらも予約は大変だったようです。
かわいい浴衣がいっぱい。選べる浴衣サービスうれしいです。

日本の旅館のお食事は、すでに最初から十分いっぱい並んでいるのに、この後、次々に色々なものが運ばれてくるからすごいです。一度にこんなにたくさんの種類を楽しめるのは、旅館のお食事ならではですね。

久々の温泉、癖のない泉質でとても気持ちよくゆっくりできました。
全体的に昔と変わらない旅館という業態ですが、いくつか目についた変化がありました。布団を使用せず、ベッド形式の部屋が増えていたり、アジア出身の従業員が増えている点が目につきました。

宇奈月温泉周辺も見事な紅葉で美しかったです。