アメリカでは、週末は、メモリアルデーの三連休で、久しぶりにBBQやパーティ、旅行を楽しんだ人も多いと思います。メモリアルデー前後は、1日で200万人近くもの人が飛行機に搭乗した日もあり、空港利用者もかなり増えて来ています。アメリカ各地では、カリフォルニアやフロリダをはじめ好天に恵まれた場所も多かったようですが、ニューヨークをはじめアメリカ北東部は、まるで梅雨のような感じの生憎の雨模様で寒い週末が続いていました。幸い最終日の昨日、メモリアルデー当日の午後は、すっかり晴れ上がり、気持ちの良い空が広がりました。
アメリカでは、メモリアルデーの週末を終え、これからイベント盛り沢山の楽しい夏がはじまります。昨年は、コロナ一色で、旅行やパーティなどを控えたりと不自由な生活を強いられましたが、ようやくワクチン接種の効果も出て来て、感染は収まりつつあります。
NYC では、今日、死亡者が 0人、検査陽性率も記録を取り出してから最低レベルとなっていて、順調に収束に向かっています。
New York City’s #COVID19 positivity rate is 0.83% — the lowest since we began tracking numbers.
This is a testament to the power of vaccinations and the power of New Yorkers. We fought through this crisis and we did what we had to do to keep each other safe. pic.twitter.com/yGZAlPDUke
— Mayor Eric Adams (@NYCMayor) June 1, 2021
ワクチン接種完了者が増えてきて、コロナの終息の兆しを受け、飛行機の利用者もだいぶ増えて来ています。TSAのトラフィックデータ によると、メモリアルデーの週末前日の5月28日は196万人、メモリアルデーの昨日は190万人と1日で200万人近くの人が空港を利用していて、パンデミック以降の最高記録を更新しています。多くの人が再び飛行機の搭乗を開始しはじめていますが、これでもまだ、2019年と比較すると 75% 程のレベルとなっています。
ニューヨークは、ふだん、祝日の週末は晴れることが多いのですが、今年のメモリアルデーの週末は、珍しく雨模様で、初日の5月29日の最高気温は、10.6°C(51°F)と、この時期にしては記録的に寒い日となりました。そんな天候の影響もあり、こちら のニューヨークタイムズの記事によると、メトロポリタン美術館や、ライブミュージックなど屋内スポットが人気となっていたそうです。メトロポリタン美術館 は、土日とも、入館者数は、パンデミック以降の最高レベルとなる1万人超えとなり、久しぶりの大盛況だったようです。
ニューヨークでは、もうしばらく涼しい日が続きそうですが、今週末から再び暑くなる予報で、ピクニックやビーチ遊びに絶好の天気が戻って来ます。
ニューヨークでは、ほとんどのミュージアムは、再開していますが、夏本番を前に、スミソニアン系をはじめ、これまで閉館していたミュージアムも6月から順次再開していきます。
アッパーイーストサイドのミュージアムマイルにある、クーパーヒューイットデザイン博物館と、ノイエギャラリー は、6月10日に再開します。クーパーヒューイットデザイン博物館 は、7月1日まで入館無料です!
ニューヨークの観光地のほとんどがオープンしています。