アメリカ インフレ率7.5% また記録更新 消費者物価指数40年振りレベル

アメリカでは、最近、ガソリンや食費など日常の様々な場面で物価の上昇を感じることが多くなっています。今日発表された、先月1月の消費者物価指数 (CPI) は、一年間で、7.5%の上昇となり、昨年12月の7%を上回り、2ヶ月連続で、1982年以来の記録を更新しています。先月のみの上昇率も、12月と同レベルの 0.6% とまだ落ち着く気配がない状態が続いています。そんなインフレを抑えるため、近々、フェデラルリザーブによる、パンデミックがはじまって以来続いていた 0%である FF金利 (Fed Fund Rate) の利上げが予想されています。

アメリカでは、昨秋頃から物価の上昇を感じることが多くなっています。ここ数ヵ月、オミクロンの大流行による供給サイドの問題もあり、様々な物の値段の上昇が続いています。ガソリンをはじめとしたエネルギー関連の値上がり、人出不足、人件費高騰などを背景に、様々な商品の値上げを発表する企業が増えています。

そんな中、今日、アメリカ労働統計局 (Bureau of Labor Statistics) が、1月の消費者物価指数 (CPI) を発表しました。12月のインフレ率 は、一年間で 7%上昇し、1982年以来最高となるインフレ率になりましたが、さらにそれを上回る 7.5% という高い数字になりました。1月の上昇率も、0.6% とマーケットの予想を上回り、12月に引き続き高いレベルとなっています。
様々な項目の中で、1月に特に上昇率が高かったのが、食費の0.9%、エネルギーの0.9% です。詳細は、こちらです。

インフレには、様々な原因があると思いますが、例えば、食肉加工大手の Tyson Foods をはじめ小売系は、かなりの好決算となっており、おそらく便乗値上げも多くなっているのではないかと思います。利上げに加え、感染が収まり、通常モードになり、供給が正常化すれば、他社との競争がはじまり、値上がりの上昇圧力も抑えられるようになるのではないかと思います。

パンデミックにより様々なものの需給が急速に変動しやすく、金融緩和によるアセットバブルの状態の現在、利上げもはじまるということで、株式市場をはじめ、様々な資産の価格も大きく変動しそうです。インフレ時には、インフレに連動したアメリカ国債、インフレ連動債もあります。

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インフレで最近本当にアメリカのスーパーの食品の値段が高くなっていますが、スーパーでお得にお買い物する方法もあるので、この機会に利用してみるのもいいかもしれません。

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アメリカ インフレ率7.5% また記録更新 消費者物価指数40年振りレベル was last modified: 5月 4th, 2022 by mikissh