アメリカでは、現在通常に近い形のホリデーシーズンを迎え、賑やかさを取り戻してきています。そろそろ昨年から続いているパンデミックも終盤かなという雰囲気になっていたところ、感染力がとても強いとされる新変異型のオミクロンの登場により、警戒感が再び一気に高まっています。国外からのアメリカへのフライトでは、これまでワクチン接種者は、搭乗72時間以内の検査による陰性証明が必須とされていましたが、今日 12/6 からは、フライトの前日以降の検査の陰性証明が必須となります。また、ニューヨークシティ (NYC) では、これまで市の職員のみワクチン接種が必須とされてきましたが、年末から市内の全民間企業の従業員も必須となり、レストランやミュージアム、劇場などへの入場基準も、これまでは、1回の接種でOKでしたが、接種完了へと変更され、厳しくなることが発表されました。
アメリカでは、2年振りの賑やかなホリデーシーズンを迎え、昨年登場して以来、世界を席巻していたパンデミックもそろそろ終盤かという雰囲気になっていますが、そんな中、感染力が高いとされる、南アフリカで発見された新変異型、オミクロンの登場により、警戒レベルが高まっています。
アメリカは、11月初旬からようやくワクチン接種完了者の入国が可能となったばかりでしたが、オミクロンの登場により、新変異型が発見された南アフリカをはじめボツワナ、エスワティニ、レソト、マラウィ、モザンビーク、ナミビア、ジンバブエなどアフリカ8カ国からは入国禁止となってしまいました。
アメリカへの国外からのフライトにおける検査要件も変更され、これまでは、ワクチン接種完了者は、フライトの72時間以内に検査を受け陰性証明を提示することが必須となっていましたが、本日 12/6 からは、フライトの前日以降に検査を受け、陰性証明を提示することが必須となります。検査は、24時間以内ではなく1日前までなので、フライトの前日に検査受け、陰性であれば、OKとなります。PCR検査の他、結果が出るのが早い抗原検査でもOKです。CDCによる詳細は、こちらです。
ニューヨーク (NYC) では、ワクチン接種が必須とされる対象は、市の職員のみでしたが、年末からは、全民間企業も対象となることが発表されました。184000 もの民間企業が対象となり、12月27日までに、オフィスへ通う従業員に関しては、少なくとも一回目の接種を完了することが必須となります。医療または宗教上の理由による免除に関する詳細は、今後、発表される模様です。
また、レストラン、ミュージアム、劇場など屋内への入場をワクチン接種者のみに限定する Key to NYC Pass の要件も厳しくなり、これまでは、ワクチンの種類によらず1回の接種でOKでしたが、12月27日以降は、ファイザーやモデルナなど2回接種が必要なワクチンの場合、2回接種完了者のみ入場可能となります。これまでは、要件の対象から外れていた、5歳から11歳に関しても、先日から接種可能となったため、同様のルールが、12月14日以降課され、少なくとも一回の接種が必須となります。
NYC is a global leader when it comes to #COVID19 recovery. We've proven that with vaccine mandates and incentives, we can beat this virus.
Now we're taking another step towards the future — a private sector employee vaccine mandate. Together we can save lives and move forward. https://t.co/SjxNUla4oJ
— Mayor Eric Adams (@NYCMayor) December 6, 2021