アメリカ大統領選2020速報どちらに転ぶか分からない僅差の接戦が続いています

アメリカ大統領選の投票が、11月3日に行われ、現在開票中ですが、激しい接戦が繰り広げられています。アメリカの大統領選は、4年に1度の大イベントですが、今年は、物議を醸す発言や行動が多く、賛否両論大きく分かれる、現職大統領のトランプさんが再選するかどうかを決定する大統領選で、例をみない圧倒的な注目ぶりで、パンデミック中にも関わらず、たくさんの人が票を投じました。早速、開票結果が速報されていますが、予想通り、バイデンさんが北東部と西海岸にて勝利を、トランプさんが南部と中西部を中心に勝利を収め、どちらに転ぶかわからない注目のスウィングステートではまだまだ接戦が続いています。

今年2020年のアメリカ大統領選は、現職、共和党のドナルド・トランプ (Donald Trump) さんと、オバマ大統領時に副大統領だった共和党のジョー・バイデン (Joe Biden) さんの戦いです。現職のトランプさんは、強烈な存在感を放つ異色の大統領で、熱烈なファンと共にアンチも多く、選挙前には、ニューヨークをはじめ大都市のお店屋さんが、ショーウィンドウに板張りをする程の警戒ぶりでした。選挙当日を迎えてみたところ、投票所では長蛇の列となっていましたが、大きな問題もなく無事終了しました。

大統領選前のニューヨーク！板張りのお店も目立つ緊迫した街の様子明日はいよいよアメリカ大統領選2020 トランプ vs バイデン

気になるのが結果ですが、開票速報の経過を順を追って載せていきます。

投票日の夜、11月4日午前0時半過ぎ、ニューヨークタイムズの大統領選速報によると、以下のようになっています。予想通り、バイデンさんが、北東部と西海岸、トランプさんが、南部と中西部を中心に勝利しています。今の所、確定数では、バイデンさんがかなりリードしていますが、残りの州の途中経過をよく見てみると、トランプさんが優勢の所も多くなっています。スウィングステートでは、接戦が続いていて、郵送による投票も多いため、最終結果が出るまでにはかなり時間がかかる可能性があります。テキサス州、フロリダ州、ジョージア州、ノースカロライナ州では、トランプさんがかなり優勢となっています。最終的には、ペンシルバニア州、ミシガン州、ウィスコンシン州の結果が勝敗を分けそうです。

こちらが、投票日翌日の11月4日一夜明けた朝の状況です。トランプさんの追い上げがすごいです。やはりこれから少し時間がかかりそうですが、郵送での投票結果が勝敗を分けそうです。

11月4日朝時点での The Associated Press の情報をもとにした、グーグルによる速報はこちら。

こちらは、11月4日夜時点の New York Times による結果です。バイデンさんが、ウィスコンシン州とミシガン州を獲得し、後一歩の所まで来ています。

11月4日夜、New York Times では、まだアリゾナ州の勝者を確定していませんが、The Associated Press では、バイデンさんの勝利としてすでにカウントされています。
過半数となる270人を取ったら勝ちです。バイデンさんは、270人まで後6人に迫っています。

選挙日から3日目となる11月6日朝現在、激戦5州ではまだ勝者は決まらず、開票が続けられ混戦が続いています。ペンシルバニア州とジョージア州で、バイデンさんが優勢に転じています。

2020年アメリカ大統領選の勝者は、取り敢えず選挙後3日目となる11月6日には決定するのではないかと思われますが、もしかしたら週末にずれ込むかもしれません。ただし、票数の数え直しの要求や裁判所への訴えなどにより、ごたごたはしばらく続く可能性はあります。

選挙日から4日目となる11月7日午前11時半に、ペンシルバニア州で、バイデンさんの勝利が確定し、選挙人が過半数に達し、バイデンさんの大統領選出が確定しました！その後、ネバダ州でもバイデンさんの勝利が確定しています。ニューヨークタイムズによると、アリゾナ州、ジョージア州、ノースカロライナ州は、まだ勝者が確定していません。