アメリカ旅行 11月からワクチン接種完了者のみに EU やイギリスなど現渡航禁止国からも旅行可能に

アメリカは、11月初旬頃から、これまでの旅行制限が変更され、国外からアメリカへやってくる旅行者は、ワクチン接種が完了していること、そして、渡航72時間前までに検査を行い陰性であることが必須となります。アメリカ入国後は、検査や自己隔離をする必要はありません。昨年3月以来、アメリカ市民と永住者などを除き、渡航が禁止されていた、イギリス、EU をはじめ中国、ブラジル、インドなどからも、ようやくアメリカへの渡航を認められ、ニューヨークへも旅行で訪れることができるようになります。

アメリカでは、新型コロナが登場した昨年 1、2月からは中国とイランからの入国制限が始まり、世界中に感染が広がりパンデミックとなった3月からは、EU、イギリス、アイルランド、ブラジル、南アフリカから、その後、さらにインドなど特定の国々からの一般旅行者が、アメリカへの渡航が禁止となり、一年半以上の長期間に渡って、次々に旅行制限のルールが出されてきました。今日、ホワイトハウスは、11月初旬頃からそういった国別による入国制限ではなく、ワクチン接種済みかどうかという共通の基準に基づく制限に変更し、これまでアメリカへの渡航を禁止していた国々からも渡航を可能とすることを発表しました。

ヨーロッパからアメリカへの渡航禁止に ヨーロッパからの旅行者の入国制限がはじまります

世界中でワクチン接種が進む中、アメリカへの旅行制限の緩和が待ち望まれており、そんな中、ヨーロッパがオープン しはじめた7月には、アメリカはまだしばらく旅行制限を継続 することを発表していました。

アメリカでは、現在、渡航禁止となっている国々以外からは、フライトの72時間以内に検査を行い陰性であることが条件となっています。
そして、今日のホワイトハウスの発表によると、11月初旬からは、全ての国外から旅行者の入国ができるようになりますが、渡航者は、ワクチン接種完了者であること、そして、フライトの72時間前までの検査陰性証明が必須となります。入国後の自己隔離は不要で、すぐ自由に行動できるため、ワクチン接種済みでありさえすれば、ようやくパンデミック以前に近い形で世界中からアメリカへの旅行が可能になります。手続き的には、搭乗時に、陰性証明書と一緒にワクチン接種の証明書の確認が行われます。入国時は、コロナ以前と同様の入国手続きとなるようです。
どのワクチンが対象となるのかなど具体的な詳細は、まだ明らかにされていませんが、おそらくWHO(世界保健機関)で認可されているワクチンを接種していることが条件となるのではないかと思います。

手続き等で違いはありますが、基本的には、カナダへの旅行と同じ条件となります。

カナダ 海外旅行者受け入れ再開!ワクチン接種完了者のみ アメリカからの旅行者は一足早く8月から

昨年、突如世界を襲った 100年振りの大規模なパンデミック は、当初の想定よりかなり長引きましたが、通常に近い生活が可能となって来たことから、アメリカでは特に気持ち的にはそろそろ終盤を迎えている感じです。ただし、ワクチン接種証明や検査証明、マスクの携帯等は、今後もまだまだしばらく続きそうです。
すっかり賑やかな日常が戻って来た、ニューヨークの様子は、こちらです。

ニューヨークに完全日常生活が戻ってきた?!多くの人が新生活をスタート スーパーの棚も空っぽに

アメリカ旅行 11月からワクチン接種完了者のみに EU やイギリスなど現渡航禁止国からも旅行可能に was last modified: 9月 20th, 2021 by mikissh