アメリカは、2021年11月8日から、ワクチン接種完了済みの国外からの旅行者は、アメリカ入国が可能になります。旅行などを目的とした、ヨーロッパの国々からの渡航禁止や、カナダやメキシコからの陸路での入国禁止など、昨年3月以来約20ヵ月に渡り続いていた旅行制限が11月初旬から緩和されることが発表されていましたが、ようやく具体的な日程が明らかにされました。これまでは、ヨーロッパの国々、中国、インド、ブラジルなど特定の国からの渡航を完全に禁止していましたが、今後は、一律のルールとなり、ワクチン接種完了済みであることが、アメリカ入国の条件となります。
アメリカでは、11月初旬からのワクチン接種済みの人に関する、インバウンド旅行の正常化が発表されていました。最終ルールの詳細は、まだ発表されていませんでしたが、ようやく日程が決まり、11月8日からスタートとなります。
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認められるワクチンの種類は、アメリカのFDAが認可している、ファイザー、モデルナ、J&J に加え、アストラゼネカなど WHO で緊急使用が認可されているワクチンも含まれる予定とされています。それぞれのワクチンの最終回の接種日から2週間経過した時点で、完了と認識されます。
空路では、フライトのチェックイン時に、72時間以内コロナ検査の陰性証明に加え、ワクチン接種完了のチェックが行われ、アメリカでの入国時にはチェックされません。陸路では、72時間以内のコロナ検査の陰性証明の必要はなく、ワクチン接種完了もスポットチェックとなることが予定されています。
11月8日以降は、これまで渡航禁止となっていた国々を中心に、家族や親戚の訪問から、ビジネストリップまで、さらに多くの旅行者がアメリカにやって来るのではないかと予想されています。
ワクチン接種完了による入国の条件は、アメリカ人と永住者以外の外国人すべてに一律に適用され、これまで渡航禁止となっていた国々からも訪問可能となります。
日本からアメリカへの旅行者は、今までワクチン非接種者でも渡航が可能だったのですが、11月8日以降は、フライト前までに、ワクチン接種完了済みであることが必須条件となります。