アメリカでは、世界の多くの国々を最高警戒レベルとされる渡航中止の対象国としていましたが、CDCの海外旅行の安全に関する推奨基準の変更に伴い、国務省の旅行勧告が更新され、日本やカナダ、ヨーロッパの国々を含む60ヵ国ほどの国への旅行の警戒レベルが引き下げられました。
先日、アメリカ国務省の旅行勧告で、日本が最高警戒レベルとなる、レベル4の「渡航中止」の対象国に加わり注目を集めました。
アメリカ国務省は、CDCによる海外旅行の安全に関する推奨 の基準の変更を受け、今日、再び 旅行勧告 を更新し、日本やイギリス、フランス、ドイツなどを含む60ヵ国以上の国々をレベル3の「渡航再考」に引き下げました。
CDCのこれまでの基準では、感染者数が10万人当たり100人以上となる国が、最高レベルの警戒対象国となっていましたが、その基準が、10万人当たり500人の新基準となりました。アメリカ自身も自国の警戒レベルをつけていて、最高レベルから一つ引き下げられています。
アメリカでは、昨年以来、アメリカ人以外の EU、イギリス、中国、インド、南アフリカ、ブラジルなどからの 入国が禁止 がされている他、エッセンシャルワーカー以外の全ての人の陸路でのカナダ、メキシコへの移動も禁止されています。意外と厳しく行われていたそんな制限も、これから少しづつ解除されていくのではないかと思います。
EUの国々では、ワクチン接種完了を条件にレジャー旅行が再開されるようになります。詳細は、こちら にありますが、それぞれの国毎に異なっています。EU圏外のオーストラリア、ニュージーランド、ルワンダ、シンガポール、韓国、タイ、中国、イスラエル、日本からの旅行者は、ワクチン接種を完了していれば、事前検査や隔離などの制約なしに自由にEU諸国を旅行できるようになるようです。
世界中での早期のコロナの終息を期待しましょう。