2月14日は、バレンタインデー (Valentine’s Day) です。今年のバレンタインデーは平日なので、週末から、バレンタインの準備をして楽しんでいる人も多そうですね。ところで、バレンタインって、アメリカと日本ではちょっと習慣が違うって知っていますか?
アメリカのバレンタインデーってどんな風に過ごして楽しむの?アメリカと日本のバレンタインはどう違うの?アメリカのバレンタインギフトは何がおすすめ?バレンタインデーの前日 2/13 の ギャレンタインズデー (Galentine’s Day) ってなに?!など、アメリカのバレンタインデーについて紹介します。
アメリカのバレンタインと日本のバレンタインってどう違うの?
アメリカと日本のバレンタインの一番の違いは誰にあげるか?なのかもしれません。
日本のバレンタインは、女性から男性にチョコレートをあげる習慣がありますが、
アメリカのバレンタインは、どちらかというと、男性から女性にあげる風習があります。恋人や夫婦などカップルにとって大切な日であり、男性から女性にチョコレートやバラの花束などのギフトを贈ったり、お互いに愛や感謝を伝える日となっています。
また、アメリカのバレンタインデーは、男性から女性にあげるか、女性から男性にあげるか、という違いだけでなく、もっと広い意味で、大切な人に愛や感謝を伝える日になっています。
バレンタインは、普段から特別親しい人に好きな気持ちや感謝の気持ちを込めて贈り物をする日なので、家族やお友達にもプレゼントをあげたりします。
バレンタインデーになると、男性がチョコレートや花束、カードを買いに走る姿を街中でよく見かけるようになります。
男性が女性のために色々考えて、素敵なバレンタインデーにしようと頑張る日でもあるのですが、それだけでなく、女性からも贈り物をしたり、お互いに特別なことをして、バレンタインをお祝いしたりします。
例年、バレンタインデーのシーズンになると、特に前日や当日は、街中で男性たちが慌てて買い物をしている様子を見かけます。
チョコレート屋さんや、カード屋さん、お花屋さんは長蛇の大行列。街中にはバラなどの花束やブーケを売る人が登場し、お花が飛ぶように売れていて、花束の配達人もたくさん忙しく街中を走り回っている光景が見られるようになります。
そうそう、バレンタインデーに、意中の好きな人に告白する、というのも、アメリカにはない習慣です。
アメリカでは、ホワイトデーがありません
日本では、3月14日に、ホワイトデーという日があります。
バレンタインにチョコレートをもらったら、ホワイトデーにお返しをする、そんな習慣がありますが、
アメリカでは、バレンタインの日にお互いにあげ合うことはありますが、3月14日にお返しのギフトを贈る習慣はありません。
ホワイトデーってどこから生まれたのでしょう?
実は、日本から生まれたイベントの日でした。日本のお菓子会社が、バレンタインデーのお返しの日として考えたもので、中国、韓国、台湾などにも広がっているようです。その他の世界の国々では、ホワイトデーという日はありません。
アメリカのバレンタインでは、何をプレゼントするの?
アメリカのバレンタインのプレゼントは、基本、お花やカード、チョコレートなどが一般的ですが、それだけにとどまりません。
Amazon.comで、人気のバレンタインギフト が紹介されていますが、ご覧の通り、あげる相手が普段から欲しいと思っているものなら、どんなものでも大丈夫です。
日本同様、アメリカでも、バレンタインデーは、一年で最もチョコレートが売れるシーズンのひとつです。
アメリカのバレンタインチョコレートのギフトの定番ブランドはどれでしょう?
アメリカのおすすめチョコレートについてはこちらで詳しく紹介しています。
→ アメリカのバレンタイン限定チョコレート特集&セール情報!
→ アメリカのバレンタインチョコレート 絶品お洒落な人気のお店20選!
バレンタインギフトにチョコレートをあげるという慣習は一緒ですが、日本と違うのは、バレンタインの贈り物が、チョコレートだけでなく、カードを添えることも大切だということ、そして、バラなどの花束も欠かせないプレゼントだということです。
もちろん、チョコレートだけに限らず、ジュエリーなど、相手が欲しいと思っているものをギフトにする人も多いです。
バレンタインの日に一緒に旅行に出かけて素敵な思い出を作るのも素敵ですね。
バレンタインの日は、レストランで、ロマンチックなディナーをする人が多いのは、日本もアメリカも同じで、アメリカでも、バレンタインデーは、人気のレストランの予約を取るのは大変です。
そんなレストランでのスペシャルディナーを楽しむ人もいますが、アメリカでは、男性が女性のために、ワインとご馳走を振舞ってくれるような、おうちで手作りディナーを楽しむ人も意外と多いのも特徴かもしれません。
アメリカでは、義理チョコはないの?
アメリカでは、日本のような義理チョコはありません。
でも、お友達などにプレゼントすることはあります。
バレンタインのシーズンに、スーパーマーケットへ行くと、バレンタイン用のチョコレートなどのスイーツが棚いっぱいに並んでいます。可愛らしいぬいぐるみや風船など、バレンタイングッズも色々登場します。
子供たちもバレンタインにお菓子やカードをあげたりもらったりするのですが、幼稚園や小学校などでは、クラスのお友達全員にあげる習慣があったりします。特定の子だけがもらえることがないよう、平等にみんなで楽しむ、ハッピーなイベントなのです。
アメリカの人気ドーナツ屋さん、クリスピークリームでも毎年とっても可愛いバレンタイン限定ドーナツが登場します。大勢で分け合うために買うなら、
→ クリスピークリームのディスカウント券 もでています。
バレンタインデーの起源と歴史
バレンタインには実はきちんとした由来の歴史があることを知っていますか?
バレンタインデーの歴史は、なんと今から2000年程前の古代ローマ帝国の時代まで遡ります。
ローマからヨーロッパ、そしてアフリカ、アジアと勢力を拡大する最強の軍事力を誇る古代ローマ帝国時代。そのローマ皇帝、クラウディウス2世 (Claudius II) の下では、兵士たちは、結婚は禁止、独身であることが推奨されていました。そんな婚姻禁止の命令を破り、密かに結婚式を執り行っていた人物がいたのです。それが、キリスト教の司祭、聖バレンタインです。
皇帝の命令に背いた、聖バレンタインは、269年に、皇帝の命により、処刑されてしまいます。
後に、聖バレンタインは、ローマ教皇により、496年に聖人とされ、2月14日が、聖バレンタインのお祭りの日となりました。
ローマの土着の信仰 (Paganism) による、子孫繁栄のお祝い、Lupercalia に被せたのではないかとされています。
そんな遥か昔を起源とする、バレンタインのお祭りが、現代の大きな商業イベントのバレンタインデーに変身したきっかけは、イギリスでスタートしたカードを交換するという習慣でした。アメリカでは、マサチューセッツ州の Esther Howland さんが、広めた可愛いバレンタインカードがきっかけとなったようです。その後、カードだけでなく、プレゼントを交換したり、豪華な食事をしたりと、現在の盛大に楽しむ、恋人たちの日として変貌を遂げたのです。
ギャレンタインズデー Galentine’s Day って何?
バレンタインの時期になると、最近、ギャレンタインズデー (Galentine’s Day) という言葉も一緒に登場します。ギャレンタインズデーってどんな日でしょう?
ギャレンタインズデー (Galentine’s Day) とは、2月13日、バレンタインデーの前日の日のことです。
バレンタインデーにひっかけて登場した日なのですが、ギャレンタインズデー (Galentine’s Day) は、バレンタインデーの前日の2月13日に、女の子たちだけで集まってパーティをしたりする女子会を楽しむ日で、女友達同士の友情を祝う日となっています。
gal(女子)+ Valentine’s Day(バレンタインデー)= Galentine’s Day です。
バレンタインデーと同じように、カードやスイーツはもちろん、ホテルでも、ギャレンタインズデー (Galentine’s Day) のスペシャルパッケージが登場したりもします。
ギャレンタインズデーのはじまりは、2009年から7年間続いたテレビドラマ『パークス・アンド・レクリエーション』(Parks and Recreation) がきっかけです。ドラマのシーズン2で登場して以来、仲の良い女友達たちで集まる日として認知されるようになりました。ギャレンタインズデーが生まれたドラマのシーンがこちらです。
楽しいバレンタインデーを♡
バレンタインギフトには、アメリカでお得に買い物する方法もぜひ使ってみてください。