ワシントンDC では、これまで多くの観光スポットが閉鎖や一部オープン、または、時間短縮、事前予約制など、コロナ対策のための様々な制限が行われていましたが、ようやく正常化され観光しやすい状況になってきています。順次再開をはじめている、スミソニアン系ミュージアムの営業時間も通常に戻り、事前予約タイムエントリー制も廃止され、そのまま訪れることができるようになってきています。ワシントンDCは、ニューヨークからも比較的近いので、気軽に訪れる小旅行先としてもおすすめの街です。
アメリカの首都、ワシントンDCは、様々な歴史的なモニュメントのほか、全米トップレベルのスミソニアンミュージアムが数多くあり、見どころがとても多い街です。パンデミック中は、多くのスポットが閉鎖されていましたが、5月頃からナショナルモール周辺にあるスミソニアン系ミュージアムなども再開をはじめていました。
また、これまでスミソニアン系ミュージアムでは、事前予約のタイムエントリー制となっていましたが、7月20日からは一部のミュージアムを除き、廃止され、予約なしで自由に訪れることができるようになります。国立自然史博物館、アメリカンアート美術館、ポートレートギャラリー、アジア美術館の Arthur M. Sackler Gallery など多くのミュージアムがオープンしています。それぞれのスミソニアンミュージアムの詳細は、こちらで確認できます。
また、スミソニアン系ではありませんが、メトロポリタン美術館と並びアメリカを代表する美術館である、ナショナルギャラリーも東館、西館の両館ともオープンし、事前予約なしに訪れることができるようになっています。
予約が必要なミュージアムは、以前から人気のアフリカンアメリカン歴史文化博物館 (National Museum of African American History and Culture) と、赤ちゃんパンダに会える、国立動物園(National Zoo) の二つです。
ワシントンDCではありませんが、スミソニアン系ミュージアムである、ニューヨークのクーパーヒューイットデザイン博物館も事前予約制が継続されます。
人気の国立航空宇宙博物館など以下のスミソニアン系ミュージアムは、今後順次再開して行きます。
7/30 国立航空宇宙博物館 (National Air and Space Museum)、スミソニアンインスティチュートビル (Smithsonian Institution Building)
8/6 アナコスティアコミュニティ博物館 (Anacostia Community Museum)
8/20 ハーシュホーン美術館 (Hirshhorn Museum)
8/27 スミソニアン国立郵便博物館 (National Postal Museum)
ワシントンモニュメントは、再開していますが、国会議事堂 (Congress)、公文書館 (National Archive)、国会図書館 (Library of Congress) などは、まだ閉鎖中です。
ワシントンDCの様々な見どころは、こちらをどうぞ。