ワシントンDC のメインの見所、National Mall 周辺の観光スポットとその攻略法について紹介したいと思います。
今回は初めてワシントンDCを訪れる日本からのゲストと一緒ということで、初心に帰り気合を入れて ワシントンDCのおすすめスポット を訪れます。ワシントンDCはアメリカの政治、政府の中心、歴史、文化と知的好奇心を満たしてくれ、また写真映えのする場所も多い楽しい街です。街はとても整備されていて、地図で見ると観光名所はほぼ中央に位置し、とてもわかりやすく一箇所に集中しているように見えますが、実際歩いてみるとかなり距離があります。ニューヨークと比べても1ブロックの距離がとても長いのです。それでも見る価値のある場所が多いので、前もってどこに行きたいか計画を立て、必要な所は予約をしておくなど準備をしておくと、効率よく見所を巡ることができ満足度の高い時間を過ごすことができます。
国会議事堂、U.S. Capitalは、朝一番に訪れるのがおすすめです。桜の時期等の繁忙期、団体でない限り予約は必要ないと思います。ガイドさんについて、ツアーで館内を回るのですが、とても個性的なガイドさんにあたり楽しめました。こういうところのガイドさんというと年齢も高く、ボランティアでやっている方が多い気がしますが、今回はまだ学校を出たばかりのようなとても若い青年で歴史博士の雰囲気を漂わせ、マニアックなトリビアをたくさん披露してくれました。DCで一番おすすめのミュージアムは、ナショナルアーカイブ (National Archives) と言うほど、本当に歴史好きだということが伝わってくる青年でした。国会議事堂の中はとても豪華。アメリカ史上の偉人の像や絵画、各州から2体づつ提供されるという像などで溢れています。何回か訪れていますが、やはり感動します。
ワシントンDCが首都となったのは1800年。それまでの間はフィラデルフィアをはじめ、いくつかの都市を転々としていたようです。ニューヨークが首都であった時期もあります。
そして、続いて訪れたのが、国会図書館。この建物内は本当に美しくて好きな場所です。常設では、Thomas Jeffersonの寄贈した本を展示したものや、その他、特別展もやっています。現在は、イギリスからMagna Cartaがやってきていて来年1/19まで展示されているようです。今回初めて知ったのですが、国会議事堂とこの国会図書館は地下でつながっています。もし、国会議事堂のエントランスが混雑している場合は先にライブラリーに来て、地下の出入り口を使うのがおすすめの方法です。
私のお気に入りスポット、はずせないワシントンモニュメントへも訪れます。やはり平日でも予約は必須です。とりあえず、チケットさえ手に入れば、予約時間よりそんなに早くに到着する必要はあまりないかもしれません。予約時間ごとに並んで入っていくので、前の時間の予約者が残っている限り、後の時間の人たちは待たされます。
モニュメントの目の前は、リンカーン記念館とリフレクティングプール。近くに見えるけど結構距離があります。
エレベーターで一気に展望台へ。モニュメントの展望台からはぐるっと360度ワシントンDCの街の全景色が見えるので本当に綺麗です。国会議事堂方向のビュー。午前中だと太陽の向き的にこちら側の写真はちょっと撮りにくいです。
ジェファーソンメモリアルとタイダルベイスンビューです。こうしてみると池はとっても大きいです。これを一周歩くとこれまたかなりの距離になります。
そして、こちらがホワイトハウスビュー。中庭の噴水もよく見えます。あたりまえですがやはり豪邸ですね、上から見ると、敷地の広さなどもわかり、ますますホワイトハウスが立派な家に見えます。
さきほど、待ち時間に下からも見ましたが、リンカーン記念館とリフレクティングプールです。午前中はこちら側のビューが一番写真撮り易いです。
2016年の夏から3年間閉鎖されていたワシントンモニュメントですが、2019年9月19日からの再オープンが予定されています。
いつも最終日にモニュメントを訪れるようにしています。そうすると、今まで見学してきてすでに知っているところを上から眺めることができより楽しめるからです。
ワシントンDCの街中のおまわりさん、馬に乗っています。自転車で回っているおまわりさんも見かけましたが、なんだか平和な雰囲気が漂っています。制服を着た隊員さんもよく街中を歩いています。
こちらは、ホワイトハウスなどNational Mall周辺を訪れた時の様子です。
桜が満開の春はとにかくすごい数の人が集まるタイダルベイスン。それ以外の季節に訪れるとお天気のいい気持ちのいい日でもとても空いていてのんびりとできます。私も春の桜が満開になっている時期にしか訪れたことがなかったので、この緑鮮やかな光景も新鮮に感じました。緑も綺麗なワシントンDC。街の中心でもビルばかりでなく、きちんと自然の空間も確保されているのが特徴のひとつで、のんびりしようと思えばいくらでも憩いの場所はあります。
今回、United States Holocaust Memorial Museumも訪れてみましたが、これがなかなかよくできたミュージアムでさすがワシントンDCだと思いました。ユダヤ人の立場だけではなく、当時のドイツの情勢、特にヒトラーがどのように権力を手に入れていったかなどの説明も随分と客観的にされています。
世界中、あちらこちらに存在するホロコーストミュージアム、本国イスラエルのYad Vashemにはかないませんが、それに続いて、充実しているのではないかと思います。
この他、今回の滞在では自然史博物館、航空宇宙博物館、National Galleryなどいくつかのミュージアムを周りました。時間のない場合は、それぞれのミュージアムで何を見たいのかを決めておき、まず案内の人に聞くことをおすすめします。
ワシントンDCの地下鉄の駅、立派です。なんだかモスクワの地下鉄を思い出します。同じ国でもニューヨークのものとは大きく違います。平日は中心部での駐車場探しが大変だったり、モール周辺にはあまりいい食事処がないので、上手く地下鉄を利用すると効率よく周れて便利です。車の場合、普段の週末は、DCまで接近、平日は郊外の駐車場に停めて、メトロで移動がおすすめ。
電車の中は結構小綺麗で、ちょっと日本を感じさせます。電車の中で見かけたお姉さんの携帯ケースが日本的なかわいいキャラクターのケースでそんなところもちょっと日本を思い起こさせたのかもしれません。乗っている人の作り出す雰囲気というのか、地下鉄全体の雰囲気は、明らかにニューヨークとは違うように感じました。アメリカでは街や州が違うとまるで国が違うかのように大きく個性が違うと感じることもあり面白いところ。ニューヨークとワシントンDCはアメリカ内で明らかに特異な街です。
ニューヨークへ旅行で来られる方もちょっと足を伸ばしてワシントンDCまで行くとまた違ったアメリカを体験することができます。以前一度やったことがありますが、時間がない場合は日帰りでAmtrakの電車に乗るという手もあります。ワシントンDCを訪れる場合は ワシントンDC 是非訪れたいおすすめスポット10選 も参考にしてみて下さい。有名ではないところでもおすすめの場所など、とても楽しめる見所がたくさんあります!
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