有名な白亜の門のあるワシントンスクエアパークは、いつもストリートパフォーマンスが行われていて、多くのローカル、観光客の集まる和みの場所となっています。ずっと氷点下の毎日が続きましたが、昨日は、久しぶりに晴れ、気温も0度付近と、比較的暖かい日だったので、街はとてもにぎわっていました。買い物帰りに、ワシントンスクエアを通りかかると、前日までの雪が残り、真っ白な綺麗な雪景色が。そして、白亜の門の前からは、迫真のピアノ演奏が聞こえてきました。ワシントンスクエアパークでピアノ演奏をしている男性、”Crazy Piano Guy” は有名ですが、今日は何だか様子が違います。いつにもまして人々が集まり、すごく躍動感のあるピアノの演奏をしているのは女の子。あれ?いつもと演奏者が違います。一体あの子は誰なんでしょう?
ワシントンスクエアパークは1827年にできた公園で、ニューヨークで1789年4月30日に初代大統領に就任したジョージ・ワシントンにちなんで名づけられました。この公園のトレードマークとなっている白亜の門は、1889年に、ワシントンの大統領就任100周年を記念して建てられたそうです。公園の北側にある、ジョージ・ワシントンの像は、門の左右に並びフィフスアベニューを見下ろしています。公園の周囲には、NYU ことニューヨーク大学もあり学生も多いエリアです。よく NYU のイメージで白亜の門のあるこの公園の写真が出てきますが、実は学校の一部でもなんでもありません。
ワシントンスクエアパークは真っ白な銀世界。あまりにいつもと違う景色に、ここはどこ?って思ってしまうほど。子供たちはそり遊びをしたり、雪合戦をしたり、楽しそうです。
門からまっすぐ伸びているのは、フィフスアベニュー、エンパイアステートビルも見えます。夜もロマンチックな綺麗な景色が見られる場所です。
こちらは、The Crazy Piano Guy こと コリン・ハギンス (Colin Huggins) さんのグランドピアノです。まだ寒い季節ですが、週末はもう活動しているようです。
コリン・ハギンス (Colin Huggins) さんがどうして、毎日このピアノパフォーマンスをしているのか、毎日この大きなピアノを10ブロックも離れた倉庫から一生懸命運んでくる姿から、お客さんを喜ばせる楽しさまで、生き生きとした彼の様子が映し出されています。
躍動感のあるピアノ演奏をしていた女の子は、どうやら飛び入り参加だったようです。演奏終了後、超盛大な拍手のもと恥ずかしそうに立ち去ろうとした所、コリンさんも感動したのでしょう、行かないで!って追いかけて行きました。お話しを始めたところ、どうやら一緒にピアノのストリートパフォーマーをやらないか、と誘っている様子。取りあえず、僕の演奏を聞いていってよ、ということで、女の子は戸惑いながらも Collins さんの演奏を聞いていました。思わぬ飛び入り参加者の登場、しかも何気なく弾いてみたら超レベルの高い演奏で大盛り上がり、なんかニューヨークっぽい光景でした。
りすも寒いから木の上で遊んでいます。人懐っこいのか好奇心旺盛なのか、レンズに近寄ってくる姿がとってもかわいい。
まるでアートのように凍るバイク。
もう、今期の冬の雪はこれで最後になるかな。日曜からはとりあえず、少し暖かい気候になってきています。このまま春に突入するといいですね。