春を通り越して、初夏のような陽気の日もあるニューヨークですが、ワシントンスクエアパークもお天気のいい週末になると、涼しげでリラックスした装いの人々が集まってきて、楽しい憩いの時間を過ごす場所になっています。しゃぼんだまに子供たちが大喜び♡ ワシントンスクエアパークの白亜の門の前は、この日は砂のアートが描かれていました。
新緑とお花で公園が本当に華やかになります。
砂のアーティスト、Joe Mangrumさんが、今まさにそのSand Artの絵を描いているところです。色つきの砂を手に取り少しづつ少しづつ色づけしていきます。
ワシントンスクエアパークと言えば、忘れてはいけない有名人、コリン・ハギンス (Collins Huggins) さん。以前紹介しましたが、毎日この公園まで大きなピアノを運んできてみんなを楽しませてくれています。白亜の門の前は砂のアーティストさんがいたので、今日はこの木陰が演奏の舞台になっていたんですね。でもこの木陰の演奏会、意外といいかも、みんなベンチに座って音楽にうっとり聞き入っちゃう感じです。
私もベンチで休憩しながら音楽を聞いていたのですが、ほんのちょっとの間に、飛び入り参加者が続々とやってきて、なんとも楽しい雰囲気なのです。通りすがりのグループが急に Collins さんに話しかけ、みんなで歌うから、この楽譜の曲をひいてくれませんか?とお願いをし、即興、楽しい歌声とピアノのコラボが成立しました。また、男の子がやってきて、飛び入りでピアノを弾いていったりする場面もあり、みんなびっくりするくらい上手ですばらしいのです。
以前は雪の中、とんでもなくピアノが上手な女の子が飛び入りで弾いていました。
コリン・ハギンス (Collins Huggins) さんは、毎日ピアノを公園まで運んできて演奏している人です。いったいどんな人なのか、紹介は以下記事をどうぞ。
ニューヨークでは、普通にそのあたりを歩いている人たちが、実はすごいピアノが上手だったり、すごいダンサーだったり、すごいアーティストだったりってことが日常茶飯事ですごい街だなと思います。
小さい公園なのですが、いい季節になってくると、訪れる人々も増えとても賑わうので、ストリートパフォーマー達もいっぱい集まってきます。すごくよくみかけるパフォーマンスのひとつなのですが、観客の中から何人か連れ出し一列に並ばせます。たいてい観光客が多いのですが、ここに並んだ人はもちろんいじられます(笑)ひたすらみんなを笑わせながら、ひっぱるひっぱる、最後にどうなるんだろう、って期待する観客たちをじらせ続け、その間に人がどんどん集まってきます。
ここから先はネタばれですが、結局どんな芸をみせてくれるの?っていうと、一列に同じ高さになるよう、かがんだポーズをした後は、その上をぽーんとパフォーマーが飛んでおしまいになるという、本当の芸は最後の一瞬に集約、それまでは観客をいじって笑いネタでひっぱるという芸なんです。
かわいいキッズドラマー、この時は遊んでいるだけだったけど、将来本当にドラマーになるかもしれないよね。
噴水の水でじゃぶじゃぶ遊ぶ子供たちも元気いっぱいです!
色々なおもしろいイベントが行われたり、四季折々、季節によって違った表情を見せてくれるワシントンスクエアパーク。ニューヨーカーだけなく、旅行者にとってもくつろげる憩いの場所です。