アメリカ大寒波!ニューヨーク 極寒のクリスマス Polar vortex により広範囲で記録的寒さに


(Ventusky)

アメリカでは、クリスマスを前に、北極圏の冷たい大気が極地外へと飛び出してくる、ポーラーボーテックス (Porlar Vortext) による、ウィンターストームが到来しています。大雨、強風と共に、広範囲で記録的な寒さとなり、フライトのキャンセルなど交通機関に混乱が出ています。ニューヨーク周辺でも、今日、大雨と強風に伴い、気温が急激に下がり、場所によっては、洪水が起こったり、大荒れの天候となりました。今後、来週の火曜日までは、氷点下以下の極寒の日が続く予報となっています。特に、クリスマスイブの明日は、最高気温が、マイナス 8℃ (18°F) というかなりの冷え込みとなります。



アメリカでは、現在、北極圏からの大気の流入、ポーラーボーテックス (Porlar Vortext) により、広範囲に渡って、記録的寒さとなっています。この寒さは、今後しばらく続き、数十年振りの極寒のクリスマスとなりそうです。

ニューヨーク周辺では、昨晩深夜頃から今日にかけて大雨と強風を伴ったウィンターストームが通過し、午後1時には、10℃ (50°F) だった気温が、今現在では、マイナス 9℃ (15°F) と急激に気温が下がって来ています。ニューヨークでは、今日、少しですが雪も降りました。ロッカウェイ、コニーアイランドなど場所によっては、洪水が起こっています。クリスマス前ということで、旅行など多くの人が大移動する時期ですが、大荒れの天候のため、5000便近くものフライトがキャンセルとなり、交通機関に混乱も出ています。ウィンターストームは、去って行きましたが、ニューヨーク周辺には、今夜まで、20 mph 以上の強風への注意喚起の Wind Advisory が出ています。強風と路面凍結に関する、Special Weather Statement も出されています。



これからしばらく、晴れ日が続きお天気はとても良さそうですが、気温は下がります。なんと明日、クリスマスイブのニューヨークの最高気温は、マイナス 8℃ (19°F)、最低気温は、マイナス13℃ (8°F) で、火曜日までは、氷点下以下の極寒日が続く予報となっています。外出の際は、しっかりと防寒して出かけましょう。道路も凍りやすくなっているので、車の運転時は注意が必要です。



明日12月24日は、今年2022年1月中旬以来の極寒日となりそうです。

ニューヨーク 3年ぶりの極寒日がやって来る!体感温度はマイナス17度?! Special Weather Statement

ポーラーボーテックスについては、こちらで紹介しています。

ポーラーボルテックス到来 ニューヨークに大寒波!シカゴなどミッドウエストは今北極より寒くなっています

アメリカ大寒波!ニューヨーク 極寒のクリスマス Polar vortex により広範囲で記録的寒さに was last modified: 12月 25th, 2022 by mikissh