今年の冬は、すっかり春のような陽気の日が続き、そろそろワシントンDCでは桜の開花ももうすぐと思われていたところ、またまた冬に逆戻り。春の到来はもう少し先になりそうです。ニューヨークをはじめ、アメリカ北東部にウィンターストーム ステラ (Stella) がやってきます。深夜から雪予報となっており、ブリザード注意報も出されています。ニューヨークでは、25-50センチほどの積雪が予想されています。
アメリカ北西部エリアでは、かなりの広範囲に渡って大雪が降りそうです。ニューヨークでも目の前が真っ白で見えなくなるホワイトアウトになるくらいのすごい雪と強い風も予想されるということで、明日はむやみに外出をしない方がいいようです。フライトなど交通網も大きな影響を受けると思われるので要チェックです。フライトキャンセルの情報は flightaware.com でチェックできます。
Blizzard warning: Flight cancellations are already stretching into Wednesday https://t.co/dV33mDRQhC pic.twitter.com/chKQ2RpenV
— USA TODAY (@USATODAY) March 13, 2017
NYCの学校も明日はお休みとなっています。みんな嬉しいようです。
Because of tonight's expected snowstorm, @NYCSchools will be CLOSED tomorrow, March 14th. pic.twitter.com/FwWgV3bFaw
— Bill de Blasio (@NYCMayor) March 13, 2017
強風を伴う大雪ということで、ブリザード注意報が出ており、雪の少なかった今シーズン最大の積雪になると予想されています。また、3月に入ってからのウィンターストームによる積雪で今までで最大だったのは、こちらのサイトによると、1888年に記録した21インチだそうですが、それを超える可能性もあるようです。
明日の正午頃が特に強いようで、夕方くらいまで雪や雨が降り続くようです。こちらは天候の変化の様子を視覚化してくれる VentuSky の朝11時頃の様子で、発達したストームの様子が分かります。
今年は例年より早い桜の開花が予想されていたワシントンDCの桜はすでにつぼみのピーク前の状態の中、このブリザードが到来するということで、あまりに温度が下がるとダメージを受けてしまいそうで心配です。
大雪と言えば、昨年一月のウィンターストームジョナスが記憶に新しいです。到来直後は、ニューヨークで史上2番目の大雪とされていましたが、その後、計測結果が更新され、結果的にニューヨーク史上最大の降雪の記録更新になりました。
今回のウィンターストームの到来は一日だけのようですが、翌日も氷点下の寒い一日になりそうです。大雪の後のニューヨークと言えば、セントラルパークですね。とても盛り上がります。
これが終われば、今度こそ春到来かな?
ストームの経路が西へずれたため NYC では予想されていたような大雪にはなりませんでした。ストームの経路の西側のエリアでは予想通りの大雪となっているようです。
#Winter Storm #Stella wasn't really a forecast bust…except along parts of I-95. https://t.co/B3TN2cNEox pic.twitter.com/Nw6t5BzlZp
— The Weather Channel (@weatherchannel) March 14, 2017