イエローストーン国立公園 最新情報!入園ルール変更 車のナンバープレートで入園制限 Alternating License Plate System

アメリカの人気ナショナルパーク、イエローストーン国立公園では、先日、なんと500年に一度のレベルとされる大洪水が起こりました。6月13日(月)から一時閉鎖が続いていましたが、今日6月22日から被害の少なかった、イエローストーン国立公園南部のみ再オープンします。道路の崩壊、落石、土砂崩れなど被害の大きかった園内北部は、今後、修復が進められるため、長い期間に渡って閉鎖される見込みとなっています。
イエローストーン国立公園の入口は、全部で5ヵ所ありますが、その内の3か所、東、南、西のゲートのみのオープンとなります。そしてそれにともない、混雑を緩和するために、イエローストーン国立公園の入園ルールが変更になります。車のライセンスナンバーにより、入園を制限する、Alternating License Plate System での入園となりますので、遊びに行く人は注意が必要です。

アメリカは、先週末、三連休で、旅行に出かけた人も多かったと思いますが、場所によっては悪天候だったり、フライトの遅延やキャンセルがあったりと、予定通りに動けなかったという人も結構多かったかもしれません。

イエローストーン国立公園では、大雨により洪水が起こり、道路や橋が一部崩壊したり、土砂崩れが起こったりと危険な状態となり、6月13日から一時閉鎖が続いていました。USGS (The U.S. Geological Survey) によると、なんと500年に一度レベルの洪水だったそうです。

イエローストーン国立公園 道路崩壊などで今日から一時閉鎖!大雨 洪水により危険な状態に

約一週間が経過し、今日6月22日から、イエローストーン国立公園の南部ループのみ再開となりました。
イエローストーン国立公園への入園ゲートは、東の Cody、西の West Yellowstone、南の Jackson からの三ヵ所のみとなります。道路の崩壊、土砂崩れ、落石など被害の大きかった北部ループは、今後しばらく修復のため閉鎖が継続し、モンタナ州の Gardiner と Cooke City の2ヵ所の入口からは入園できません。


(Yellowstone NP)

また、狭くなった園内の混雑を緩和するために、Alternating License Plate System での入園となります。
Alternating License Plate System とは、車のライセンスナンバーの最後尾の数字によって、入園可能な日が決まるシステムです。
奇数日には、ライセンスナンバーの最後尾の数字が、奇数の車のみ、入園できます。
偶数日には、偶数の数字の車のみが入園可能となります。
ライセンスナンバーの最後尾が文字の場合は、その前に来る数字で判別します。
また、ライセンスナンバーに、全く数字がない、文字のみのライセンスプレートの場合は、奇数に区分されます。

宿泊など予約がある場合や、認可されているツアーの車などについては、ライセンスナンバーに関係なく、入園が可能となります。詳細は、こちらです。


(Yellowstone NP)

ところで、イエローストーン国立公園が南部しか開いていない現状なら、行かない方がいいの?と悩まれる方もいると思いますが、
イエローストーン国立公園の主な見どころは、南部に集まっていて、南部だけでも十分楽しめると思います。
Alternating License Plate System によって、入園日が決まるということは、レンタカーをする場合は、ライセンスナンバーが何になるかわからないので、臨機応援に対応できるようにしていかないといけなそうですね。

イエローストーン国立公園の北部にあり、閉鎖となってしまい見られない主な見どころは、石灰棚のマンモスホットスプリング、野生動物の観察スポットのラマールバレー、タワールーズベルトなどです。イエローストーン国立公園の詳しい見どころはこちらです。

イエローストーン国立公園 見どころ 観光モデルコース 世界遺産の絶景 間欠泉と温泉

イエローストーン国立公園と合わせて、すぐ南側にある、グランドティトン国立公園へも足を伸ばしてみるのもおすすめです。
大自然の素晴らしい絶景が楽しめます。

グランドティトン国立公園の見どころ 感動の絶景おすすめ観光スポット紹介!

イエローストーン国立公園 最新情報!入園ルール変更 車のナンバープレートで入園制限 Alternating License Plate System was last modified: 8月 14th, 2024 by mikissh