ニューヨークは、すっかり春の装いとなり、公園でも可愛らしい春のお花が見られるようになって来ていますが、街中でも美しい花々で飾られた、レストランやアパレルのお店屋さんなどがとても増えてきて今ニューヨークの街も素敵になって来ています。ニューヨークのガーメントディストリクトに飾られている、巨大なボタンに針が刺さった形のパブリックアートも、今たくさんのお花で飾られて、とてもゴージャスで可愛くなっています。
ニューヨークでは、ウィズコロナでアウトドアダイニングがすっかり確立された存在となっていますが、そんな新たな試みでも、クリエイティブさが発揮され、とても美しく飾り付けしているお店が色々あります。中でも、人気なのが、アウトドアらしい美しい花々の飾り付けで、人々を楽しませてくれています。
レストランだけではありません。こんなお花でいっぱいの可愛いアパレル店もあります。
お店屋さん以外にも、街中に巨大な美しい花々の飾りが登場し、道行く人が思わず立ち止まって写真撮影を楽しんでいました。
豪華なお花の飾りが登場しているのは、タイムズスクエアの南側、ガーメントディストリクトの 39ストリートと 7アヴェニューの交差点です。巨大なパブリックアート作品の横にあるキオスクが、たくさんのお花で飾られています。
パブリックアートは、ファッションのガーメントディストリクトらしく巨大なボタンに針が刺さった彫刻作品です。普段は、少し寂し気な作品なのですが、こんな風にお花で美しく飾られると、全然違った明るい印象になります。デザインスタジオ、Pentagram Architectural Services による作品で、この場所に、1996年以来飾られています。日常の何気ないものを面白い形状でポップアート風に描くことで知られる現代アーティスト、Claes Oldenburg さんの作品に影響を受けているようです。
お花と一緒に蝶も飾られています。
こんな美しいお花飾りは誰が作ったものなのか気になりますが、実はこちら、ニュージャージーベースのお花を用いた、アートデザインファーム、Floratorium によるものです。ここ最近、ニューヨークでは、アウトドアのデザインが大注目を集めていて、レストランをはじめ、様々なお店屋さんで、お花を主役にしたデザインを手掛けていますが、大ブームで大忙しだったかもしれません。
ガーメントディストリクトは、歴史的に、ファッション関連のビジネスが多く集まっていたエリアで、お隣には、ミシンで裁縫作業をしている、ガーメントワーカー (The Garment Worker) を描いた彫刻作品も飾られています。イスラエル出身のアーティスト、Judith Weller さんによる 1980年代の作品です。
レストランもお花がいっぱいの美しいクリエイティブな飾り付けのお店がたくさん登場しています。
アウトドアダイニングの個室内にもお花がいっぱいで、本当に素敵なお店が増えています。
シックだけどかっこよく美しいデザインのお店も登場していたりと、お店屋さんの外観を見ているだけでも楽しませてくれます。
先週末は、どこもかしこも人でいっぱいでしたが、今週末も、とても暖かく、とても賑やかなニューヨークが続いています。みなさん、楽しい週末を♡
