ナイアガラの滝、カナダ側、アメリカ側（ニューヨーク）の観光ハイライトとなる、ナイアガラの滝の観光モデルコースとしておすすめの見どころスポットを徹底紹介します！アメリカ側とカナダ側、両方の国から、ナイアガラの滝の瀑布を見ることができます。ナイアガラの楽しみ方、行き方、ナイアガラの滝の見逃せないお約束の定番絶景スポットから、是非訪れて欲しい一押しの見どころスポットまで大紹介するので是非チェックしてみてください。ナイアガラの滝を観光すると、あらためて大自然の驚異が実感でき、感動の旅となります。
ニューヨークからの旅行先としても、ナイアガラの滝観光は定番の観光コースとなっていますが、ナイアガラの滝はアメリカとカナダのちょうど国境にあり、それぞれにおすすめの絶景の滝鑑賞スポットやアトラクションがあり、両方ともに訪れて楽しむことができます。
ナイアガラの滝は、ツアーでなくても、個人旅行で訪れても、簡単に楽しめる、とても旅行しやすいところです。そんなナイアガラの滝の旅行に役立つ、ナイアガラの滝の観光の見どころと回り方ガイドとしてお役立て下さい。
ナイアガラの滝とは
ナイアガラの滝は、南米のイグアスの滝、アフリカのビクトリアの滝と共に「世界3大瀑布」の一つにも挙げられる、アメリカとカナダの国境の5大湖地方にある巨大な滝です。世界3大瀑布の他の二つの滝、イグアスの滝と、ビクトリアの滝は熱帯雨林エリアにある滝です。世界3大瀑布を比較すると、ナイアガラの滝は、水の透明度も高く、清涼感のある美しい滝となっています。ナイアガラの滝は、エリー湖からオンタリオ湖へと流れるナイアガラ川の途中にあります。
ナイアガラの滝は、3つの滝からなり、一番大きいのがアメリカとカナダの間にある、ホースシューフォールズ (Horseshoe Falls)、アメリカ側には、アメリカンフォールズ (American Falls)、そして一番小さなブライダルベールフォールズ (Bridal veil Falls) です。
ナイアガラの滝は、19世紀初頭から観光地として有名な場所で、当時人気のハネムーン先だったそうです。そんな長い観光地としての歴史からか、特に、カナダ側の街並みは商業的な “The 観光地” な雰囲気となっていますが、カナダ側から見るナイアガラの滝の美しさは時代を超えて変わりません。
ナイアガラの滝への行き方・地図
車では、ニューヨークからは6－7時間、カナダのトロントからは、1時間30分から2時間程度かかります。飛行機利用の場合は、通常、空港は、バッファロー・ナイアガラ国際空港 (Buffalo Niagara International Airport) となり、そこからナイアガラの滝まで車で30分程度かかります。フロリダなど一部の空港からは、より近い Niagara Falls International Airport へのフライトが出ています。
ナイアガラの滝 観光マップ
カナダ側のナイアガラの滝の魅力は、3つの滝の全景と、一番大きなホースシューフォールズの滝を正面から見渡せることです。
一方、アメリカ側のナイアガラの滝の魅力は、それぞれの滝の真横や真下など滝に接近して、色々な角度から滝の迫力を感じて楽しむことができる所です。
滝は右から順に、1番巨大なホースシューフォールズ、アメリカ側には二つ滝があり、小さいのがブライダルベールフォールズ、その左がアメリカンフォールズです。
ナイアガラの観光におすすめのホテル
お部屋からナイアガラの滝がみえるホテルや、滝へのアクセスがいい便利な位置にあるホテルなど、ナイアガラの滝のおすすめホテル の記事でまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
ナイアガラの滝 風の洞窟
ナイアガラの滝の見どころハイライトを紹介していきます！
まずは、ナイアガラの滝の真下へ行く、風の洞窟 (Cave of the Wind ケーブオブザウィンド) です。
風の洞窟 (Cave of the Wind ケーブオブザウィンド) は、アメリカ・ニューヨーク側にある、ナイアガラの見どころです。ニューヨーク側の、ホースシュー滝とアメリカ側の滝の間に位置するゴートアイランド (Goat Island) に、ケーブオブザウィンド（風の洞窟）があります。ちなみに、ゴートアイランドという名称は、かつてのこの島の所有者が飼っていたヤギに由来するもので、現在、ヤギがいるわけではありません。
風の洞窟では、ニューヨーク側の滝の真下に行くことができ、ナイアガラの滝の突風を肌で感じることができる、なかなか経験できることができない、期待以上におもしろい場所でした。ニューヨーク側のナイアガラの見どころの中で一番のハイライトです。
目の前でナイアガラの滝の水が勢いよく流れていくのを見ることができるのはもちろん、爆風の中、水しぶきを前後左右上下と体全身で受け止めることになるマイナスイオン120パーセントの体験です。子供から大人までみんなでキャーキャー楽しめるエキサイティングなアトラクションです。
ケーブオブザウィンド（風の洞窟）は、超大人気スポットなので、お昼頃になるとすごい行列になります。朝一番に訪れるのがおすすめです。
ナイアガラの滝 花火&イルミネーション
夜のナイアガラの滝も夜景がとても美しくなります。ナイアガラの滝はライトアップされ、平日夜10時からは花火も打ち上げられます。
そんな夜のナイアガラの滝を楽しむのにおすすめなのが花火クルーズです。ホーンブローワー (Hornblower) の花火&イルミネーションクルーズに参加しましたが、大満足でした。
夏休み真っ盛りということで、花火のクルーズ船は大人気で同時に2隻も出ていました。クルーズに乗り込むと、まずは美しくライトアップされた滝を眺めながら、滝に接近していき、昼間と同様のクルーズとなります。そして花火の打ち上げ直前には絶好のロケーションにスタンバイし、花火をベストスポットから楽しむことができます。
ナイアガラの花火スケジュール 2022年は、5/20-10/10 です。
花火の時間は、夜10時からです。
ナイアガラの花火は例年毎日開催されないのですが、2022年はなんと、毎晩開催されることになりました！期間中いつ訪れても見れます！
ナイアガラの花火のスケジュールは、こちら で確認できます。
ナイアガラの滝のアメリカ側（ニューヨーク側）のホテル（セネカ ナイアガラ リゾート）のお部屋からも美しい花火を鑑賞することができました。
ナイアガラの滝 遊覧クルーズ
ナイアガラの滝の名物、夜の花火クルーズだけでなく、お昼間の滝クルーズも楽しんできました。
ナイアガラのツアーで来ても、個人旅行で来ても、ナイアガラの滝の遊覧船クルーズは、みんな必ず楽しんで行く、見逃せない、ナイアガラの見どころです。
ナイアガラクルーズ は、カナダ側、アメリカ側、それぞれの場所にあります。
カナダ側のナイアガラ遊覧クルーズは、ホーンブロワーのナイアガラシティクルーズ (Niagara Cruises by Hornblower)。
アメリカ・ニューヨーク側のナイアガラ遊覧クルーズは、霧の乙女号（メイド オブ ザ ミスト Maid of the Mist）です。
ニューヨーク側からは、青いポンチョの「霧の乙女号」（メイド オブ ザ ミスト Maid of the Mist）、カナダ側からは、赤いポンチョの「ナイアガラシティクルーズ by ホーンブロワー」が出ています。
ナイアガラの滝のクルーズの違いは、実はほとんどありません。
アメリカ側、カナダ側、ちょうど真向かいになるように、出発の場所があります。
この二つのナイアガラクルーズは実は全く同じコースをクルーズします。カナダ側にいるなら、ホーンブロワーのナイアガラクルーズに乗り、アメリカ・ニューヨーク側にいるなら、霧の乙女号のクルーズに乗ります。
アメリカ側からも、カナダ側からも、ナイアガラクルーズに乗ったことがありますが、繁忙期にはどちらも次々に船を出発させているので、夏休み中の混んでいる時期でも、待ち時間はほとんどありませんでした。
ナイアガラの滝が勢いよく流れている中、クルーズはどんどん滝へと近づいていきます。その時、水しぶきと霧で目の前が真っ白になりますが楽しい体験です。
こちらは赤いポンチョが目印となっているカナダ側からのナイアガラクルーズ（ホーンブロワーナイアガラクルーズ）の様子です。イルミネーションと花火を見ることができる夜のクルーズはカナダ側からだけの限定となりますが、素晴らしかったです。
ナイアガラの滝クルーズの詳細はこちらで詳しく紹介しています。
▶️ ナイアガラの滝クルーズ 2021 おすすめのナイアガラクルーズは？霧の乙女号＆ナイアガラクルーズ 瀑布と花火に大興奮！
テラピンポイント
豪快な絶景滝鑑賞スポットである、テラピンポイント (Terrapin Point) は、ゴートアイランドのホースシューフォールズ側にあります。このように豪快なホースシューフォールズの様子を間近で眺めることができます。
ルナアイランド
ゴートアイランドからアメリカ側の滝の方面に歩いて渡ることができる、ルナアイランド (Luna Island) は、滝に囲まれた絶景スポットです。アメリカ側の二つの滝、アメリカンフォールズとブライダルベールフォールズの間にある島で、滝の落下していく様子、眼下にはケーブオブザウィンドを見ることができます。
プロスペクトポイント
ナイアガラの滝、アメリカ側のベスト滝鑑賞スポットは、プロスペクトポイントです。
アメリカンフォールズ側で、斜めからの角度ですが、3つの滝全てを見渡せる展望スポットです。花火やイルミネーションスポットとしてもおすすめ。
ナイアガラの滝 展望台
ナイアガラの滝の展望台 (Niagara Falls Observation Tower) は、昼間は、霧の乙女号（メイドオブザミスト）乗場への入口及び有料展望台となっていますが、夜間は無料で開放されていて、花火やイルミネーションを見るのにおすすめの場所です。
この他、ニューヨーク州側のナイアガラの滝の観光スポットに関して、こちらで詳しく紹介しています。
ナイアガラパークウェイ
カナダ側の川沿いの道からは、巨大なホースシューフォールズが正面に見えます。
スカイロンタワー
カナダ側の大きな滝、ホースシューフォールズをはじめ、アメリカ側の滝も含めてすべての滝を一度に上から見下ろすことができる絶景滝鑑賞スポットが、カナダ側にある象徴的なタワー、スカイロンタワーです。展望台だけでなく、ナイアガラの滝の景色が見られるレストランもあります。
こんな角度で滝を眺めることができます。
テーブルロックウェルカムセンター
カナダ側のビジターセンターとなっている テーブルロック・ウェルカムセンター (Table Rock Welcome Centre) は、カナダ側の滝、ホースシューフォールズの真横にあり、滝を真横から見る、迫力のある滝の絶景を楽しむことができます。
ナイアガラの滝の裏側へ！Journey Behind the Falls
ナイアガラの滝の裏側へ行くことができるのが、ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ (Journey Behind the Falls) です。ホースショアフォールズのカナダ側の滝に接近し、滝の裏からの様子も見られます。
レインボーブリッジを歩いて国境を渡る
ナイアガラはニューヨークとカナダのちょうど間にあり、その間をレインボーブリッジが結んでいます。そこに入国管理所があり、橋を渡って簡単にお隣の国へ入国できます。ナイアガラを訪れる旅行者の中には、やはりニューヨーク側とカナダ側と両方のナイアガラを楽しむために、このレインボーブリッジをとことこ渡って日帰りで遊びに行く人も多いです。入国審査はもちろん本格的でパスポートを見せて、入国理由、滞在期間を伝えます。24時間オープンしています。
実はこのレインボーブリッジ、ナイアガラの滝の絶景スポットでもあり、橋からの景色も素晴らしいです。ニューヨーク側の滝と奥のカナダ側の滝と両方の滝を見渡すことができます。花火も良く見えるロケーションです。
レインボーブリッジの徒歩での出入国の様子はこちらをどうぞ。
ナイアガラの滝の人気ホテルはこちら。
旅で撮影してきた、ナイアガラの滝のハイライト動画もお楽しみください。
