ニューヨークのクルーズ サークルライン観光クルーズ (Circle Line Sightseeing Cruises) は、ニューヨークのハイライトの絶景を簡単に楽しむことができる最高の観光クルーズです。サークルラインクルーズの “ベスト オブ ニューヨーク クルーズ (Best of NYC Cruise)” の感動の体験を写真と動画で徹底紹介します。フェリーに乗って、自由の女神の目の前を通ってから、ブルックリンブリッジの下を通り、マンハッタンをぐるっと一周します。その間にニューヨークの有名なエンパイアステートビルやワンワールドトレードセンターなどの美しい摩天楼の景色も楽しめます。お天気のいい日に風に吹かれながら乗るこのニューヨークのクルーズはとても気持ちがよく、船に乗っているだけで、ニューヨークの絶景を堪能でき、旅行者はもちろん、ローカルにとっても、ニューヨークのクルーズからの美しい景色はかなり感動する、非日常の船旅気分を味わうことができるおすすめの観光のニューヨーククルーズです。
ニューヨーク観光クルーズ
ニューヨーク、マンハッタンは、実は一つの島です。南はニューヨークハーバー、東はイーストリバー、西はハドソンリバーと四方を水に囲まれた島で、そこにたくさんの高いビルが立ち並び、たくさんの人々が住んで生活しています。普段その島の中にいるだけでは、映画に出てくるようなニューヨークの絶景を楽しむことができず、マンハッタンの美しい絶景は、マンハッタンの外の島、ブルックリンやクイーンズ、ニュージャージーから見るか、もしくは、ニューヨークのクルーズで周囲を回ってみて初めて全景を見ることができます。
そこで、このマンハッタンの周りをぐるっと回ることができる、サークルライン観光クルーズに乗るとニューヨークの最高の景色を見ることができるのです。
サークルライン観光クルーズの乗り方
サークルライン観光クルーズの時間指定チケットは、オンラインの チケットページ から購入できます。
ニューヨークの定番観光地を回れる観光パス シティパス も利用できます!
ニューヨークの観光を色々する人は、観光パスの利用が断然お得です。サークルライン観光クルーズの窓口で時間指定の搭乗券チケットがもらえます。
サークルライン観光クルーズの乗船時刻は出発時刻の30分くらい前からです。
今回、到着したのは出発時刻の40分前くらいでしたが、もうすでに少し列ができていました。冬はいいお天気の日でも、それほど混み合いませんので、ぎりぎりにやってくる人もたくさんいましたが、夏などの繁忙期はクルーズの出発時刻の45分くらい前など少し早目に来ておいた方が安心です。
ピア83発着のサークルラインクルーズのおすすめの席は、進行方向左側です。エンパイアステートビルなどのマンハッタンのハイライトを楽しめます。
席は指定席ではないので、早く乗船した方が良い席を確保できますが、席にじっと座っているのは最初のうちだけで、フェリーがスタートしてからは、みんなフラフラと写真撮影のために歩き回ったりするので、実際はそんなに席の位置は関係ありませんでした。
サークルライン観光クルーズ コース チケット料金
ベスト オブ ニューヨーク クルーズ Best of NYC Cruise
ニューヨークのクルーズの中でも一番広範囲の景色を見ることができる、最も充実した観光クルーズがこちら、サークルラインのベスト・オブ・ニューヨーク クルーズ (Best of NYC Cruise) です。地図にあるように、マンハッタンをぐるっと一周できます。フェリーに乗って、自由の女神の目の前を通ってから、マンハッタンをぐるっと一周するクルーズで所要時間は、2時間半、ゆったりとニューヨークの絶景を楽しめるクルーズです。
出発時刻:毎日3PM
出発時刻はシーズンにより変わるので、時刻表 から確認していきましょう。
チケット料金は、大人 $44-、子供 (3-12) $37-。
見どころ:エンパイアステートビルディング、クライスラービルディング、ハイライン、ワンワールドトレードセンター、自由の女神、エリス島、ダンボ、サウスストリートシーポート、ブルックリンブリッジ、マンハッタンブリッジ、ウィリアムズバーグブリッジ、国連、グレイシーマンション、ヤンキースタジアム、ジョージワシントンブリッジ など。

私が実際に体験したことがあるのが、所要時間2時間半の「BEST OF NYC CRUISE」です。サークルラインクルーズは、他にも色々コースがあります。
ランドマーク・クルーズ (LANDMARK CRUISE)
ランドマーク・クルーズ (LANDMARK CRUISE) は、ニューヨークの主要観光スポットが見られるツアーで、所要時間は1時間半のクルーズです。
出発時刻:毎日12PM
出発時刻はシーズンにより変わるので、時刻表 を確認していきましょう。
チケット料金は、大人 $37-、子供 (3-12) $31-。
見どころ:エンパイアステートビルディング、クライスラービルディング、ハイライン、ワンワールドトレードセンター、自由の女神、エリス島、ダンボ、サウスストリートシーポート、ブルックリンブリッジ、マンハッタンブリッジ、ウィリアムズバーグブリッジ

リバティ・クルーズ (LIBERTY CRUISE)
リバティ・クルーズ (LIBERTY CRUISE) は、まさにこのサークルラインクルーズの主役である、自由の女神だけを見に行くツアーで、所要時間は1時間です。時間がない人におすすめです。
出発時刻は、シーズンにより変わるので、時刻表 をご覧ください。
チケット料金は、大人 $31、子供 $26 です。
見どころ:エンパイアステートビルディング、クライスラービルディング、ハイライン、ワンワールドトレードセンター、自由の女神、エリス島

ハーバーライト・クルーズ (HARBOR LIGHTS CRUISE)
ハーバーライト・クルーズ (HARBOR LIGHTS CRUISE) は、ハイライトの夜景ツアーで、クルーズ所要時間は 2時間です。
出発時刻は毎日 7PM です。時刻表は こちら です。
チケット料金は、大人 $41、子供 $34 です。
ハーバーライトクルーズの見どころは、ランドマーククルーズと同じで、ニューヨークのハイライトの景色を楽しめます。

自由の女神エクスプレス Statue of Liberty Express
ニューヨーク、マンハッタンのダウンタウンにある、ピア16 から出発するクルーズです。
見どころのメインは、何といっても、自由の女神!一時間のクルーズになります。便数が多いので時間が合わせやすく、また短時間でこなせるので、サクッと終わらせたい人におすすめです。
出発時刻はシーズンにより変わるので、時刻表 をご覧ください。
チケット料金は、大人も子供も同額で、$17.99- です。

大晦日のカウントダウンクルーズ New Year’s Eve Cruise
ニューヨークの年末、大晦日の日の花火大会をクルーズから楽しむことができる、ニューイヤーズイブ クルーズ が毎年あります。
チケットは限定枚数販売のみのため、早めの準備がおすすめです。
詳細は こちら。
サークルライン観光クルーズ 乗り場 行き方
サークルライン観光クルーズのフェリー乗り場は、マンハッタンに 2か所あります。
メイン乗り場は、ピア83 で、エクスプレスのみ ピア16 から出ています。
サークルライン観光クルーズ
Circle Line Sightseeing Cruises
1.ミッドタウンウエスト ピア 83
マンハッタンの西側、42ストリート & 12 Ave にある ピア 83
Pier 83, W 42nd St, New York, NY 10036 地図
営業時間:9AM-7:00PM
定休日:クリスマス (12/25)
行き方:
42ストリート沿いを走るバス M42 に乗り「12 アベニュー & 42 ストリート」にて下車、または M50 に乗り「12アヴェニュー & 46 ストリート」のバス停で降ります。
または
地下鉄の最寄り駅は、7番線 ハドソンヤード駅 (34th Street – Hudson Yards) または、タイムズスクエア42 ストリート駅です。バスを利用しない場合、駅から徒歩20分くらいです。
2.ダウンタウン イースト ピア16
マンハッタンの東側、サウスストリートシーポートにある ピア16
Pier 16, South Street Seaport 地図
行き方:
最寄り駅は、地下鉄2番線、3番線の フルトンストリート駅 (Fulton Street) です。駅から徒歩7分になります。
行き方の地図は こちら です。
サークルラインで楽しむニューヨーク観光
エンパイアステートビルディング
出発してから最初に見えてくる有名スポットは、エンパイアステートビルディングです。
ニュージャージーの景色
ハドソン川沿いをニューヨークハーバーへ向かうフェリーの上からは、左手にニューヨーク、右手にはニュージャージーの景色が見えます。右手のニュージャージーの景色の中でも一際目立つのは、ホボーケン (Hoboken) にある歴史的な建物 (Erie-Lackawanna Railroad and Ferry Terminal) で、現在も鉄道、フェリーのターミナルとして利用されています。Lackawanna Railroad により、1907年につくられたターミナルで、今も当時の面影を残しています。
こちらはニュージャージー側の自由の女神行きフェリーの出発地となっている、リバティステートパーク (Liberty State Park)。ニューヨークの美しい景色を眺めることができる公園です。
エリス島
こちらは、19世紀後半頃、ヨーロッパからニューヨークにやってきた移民たちの玄関口となっていた場所、エリス島です。
自由の女神
そしていよいよフェリークルーズの一番のハイライト、自由の女神の登場です!
サークルラインクルーズは、自由の女神を見るのにおすすめのクルーズです。自由の女神のいるリバティ島に行くつもりがなく、ただ、近くから自由の女神を見てみたいという人におすすめです。無料のスタテンアイランド行きのフェリーなどとは比べ物にならないくらい、フェリーで自由の女神に近づくことができます。島に上陸して自由の女神を撮ると、近づき過ぎていて、真正面の写真が撮れません。フェリーからだと程よい距離間で写真を上手に撮ることができます。サークルラインクルーズは、自由の女神の目の前に来ると、フォトスポットということで、しばらくの間止まってくれます。そのとき、十分記念写真を撮る余裕があります。
望遠カメラがあれば、こんなドアップの顔も撮れます!

自由の女神の目の前を通り過ぎた後、フェリーが戻る時に、もう一度自由の女神を見るチャンスがあります。
ニューヨーク ロウアーマンハッタンの摩天楼の景色
ロウアーマンハッタンの素晴らしい摩天楼も絶景です。
サークルライン観光クルーズでは、ガイドさんがいて、ずっとお話をしてくれています。ニューヨークの観光名所のことなど色々知ることができます。
フェリーはとても開放的ななので、是非空も見上げてみてください。とても気持ちがいいです。ヘリコプターが飛んでいる様子も見られます。
ブルックリンブリッジ
サークルラインクルーズのもう一つのハイライト、ブルックリンブリッジの下を通ります。フェリーで橋の下を通ると、改めて、ブルックリンブリッジが大きな橋であることが実感できます。ここもすばらしいビューでした。
年末のカウントダウン時に訪れて、自由の女神側に上がる新年の花火を見たあのブルックリンブリッジです。
クライスラービル
美しいクライスラービル。エンパイアステートビルディングの方が断然有名ですが、クライスラービルの美しい姿は、ニューヨークを代表する景色です。
グレイシーマンション
マンハッタンのアッパーイースト側の川ぞいに立っている黄色のかわいらしいおうちは、グレイシーマンション (GRACIE MANSION) です。以前は、ニューヨークの市長さん専用の住居として利用されていましたが、ブルームバーグ氏が市長さんになってから、ミュージアムとして一般に開放され、見学できるようになりました。
ルーズベルトアイランド
ルーズベルトアイランドです。2012年にできた新しい公園、Franklin D. Roosevelt Four Freedoms Park が見えます。
春には桜祭りも行われます。
ロングアイランドシティ
クイーンズの象徴的なペプシコーラの看板。
目の前で見ると、あんなに大きかった看板が、クルーズから見ると小さくて、しかも、周りにはこんなにたくさんの高い建物が林立しているのか、と驚きます。
こうしてみると、クイーンズも高層マンションがたくさん建っています。ロングアイランドシティーでは、今も、すごい勢いでたくさんのコンドの建設がすすめられています。
国連
国連本部ビル (United Nations) もあります。
この日の空には飛行機雲がいくつも見られ、ドラマティックな空でした。
ブロンクス
ヤンキースタジアム (Yankee Stadium)。
こちらは、1848年に造られた NYC 最古の橋、ハイブリッジ(High Bridge) です。昨年、このマンハッタンとブロンクスを結ぶ橋が40年ぶりに開放されました。意外とみたことないスポットもあるものですね。
ハイブリッジの周辺のマンハッタン側は公園になっています。公園のところに見える塔は、こちらも古く、昔、水道システムとして使用されていたという High Bridge Water Tower です。
マンハッタンの北東の端っこにあるのは、207th Street Yard。
マンハッタンの北端の Harlem River Ship Canal を超えていきます。
マンハッタンとブロンクスは、この運河で別れていますが、現在、ブロンクス側に位置するマーブルヒルというエリアは、実は、昔はマンハッタン側につながっていたそうです。こちらのブログで詳しく紹介されていますが、船が通りやすいようにと真っ直ぐ運河を通すために、分かれてしまったブロンクスサイドの土地を、その時の名残で、ブロンクスサイドにありながらも、マンハッタンの一部とみなし、ニューヨークの住所を維持したままとなっているそうです。このマンハッタン一周クルーズでは、そんなちょっとマニアックな解説までしてくれます。
こちらの凄い崖には、コロンビア大学の「C」が描かれていて、「Cロック(C-Rock)」と呼ばれています。
どうやらこの C-Rockは クリフダイビング の隠れ名所になっていて、暖かい季節にクルーズに参加すると、こんなシーンを目撃することもあるようです。
カナルを進み、マンハッタンの北端の Spuyten Duyvil Creek を渡りきると、いよいよハドソン川沿いに入ります。ハドソン川に入った瞬間目の前の視界がパーッと開けます。やっぱりこちらの川は雄大です。
クロイスターズ
メトロポリタン美術館の分館、クロイスターズ美術館も見えます。小高い丘の上にある、中世の雰囲気満点のとても素敵なミュージアムなんですよ。
ジョージワシントンブリッジ
ジョージワシントンブリッジ (George Washington Bridge) の下も通ります。実は、ジョージワシントンブリッジの下に、Little Red Lighthouse という小さな赤い灯台が立っています。
ハドソン川に、マリンの船が停泊していました。
その後ろはマンハッタンのアッパーサイドの西側で、丘の上に立つグラント将軍のメモリアルや、立派なリバーサイドチャーチも見えます。
マンハッタンのアッパーウエストサイドの歴史的なビル群。こうしてみると当時はツインタワーが流行っていたのか、ツインタワーのスカイラインが美しいです。
お天気のいい日のお昼間、こんなに青くて美しいニューヨークの摩天楼のスカイラインがみられます。
ニューヨークの人気観光クルーズ サークルライン
私がニューヨークのクルーズ体験を動画に撮影してきました。
お天気のいい日のサークルラインのフェリークルーズは気持ちがよくおすすめです!
サークルライン観光クルーズでは、ニューヨークの観光パスも利用できます。
ニューヨークは、入場料が高い所が多いので、お得に定番の観光地へ行ける シティパス など、割引観光パスを用意していくのがオススメです。是非ニューヨークの観光スポットを色々回って楽しんでください。