ニューヨークは、2018年も凶悪犯罪が減少し、より安全になりつつありますが、常に旅行者を狙った犯罪は存在するので注意が必要です。在ニューヨーク日本領事館から、ニューヨークの旅行者の被害報告と注意喚起についてのお知らせが出ていましたので紹介します。
年々安全になって来ているニューヨークですが、旅行者を狙った詐欺などの軽犯罪は、コンスタントに起こっています。在ニューヨーク日本領事館からのお知らせの詳細は こちら です。
在ニューヨーク日本領事館が、最近相談を受けた詐欺被害の例としてあげられていたのが、お店での購入時のトラブルと、空港からの白タクのトラブルについてでした。
お店での購入時のトラブルは、携帯電話やSIMカードを購入する際に起きたものでした。
希望していない商品を買わされそうになったり、クレジットカードに法外な料金が請求されていた、などのトラブル事例です。
もう一つは、よくある、白タク被害についてです。
ニューヨークの空港の到着ロビーで、「タクシー?」って声をかけてきて、荷物を持って案内してくれようとする人が時々います。
この人たちは白タクで、公式なタクシー会社の人ではないのですが、この白タクの人について行って車に乗りこんでしまうと、最後に法外な金額を払わされる被害にあいます。
白タクの被害に合わないために、土地勘のない人は、ニューヨークに来る前に、空港到着後の移動手段を決めておくことが大切です。怪しそうな人に声をかけられた場合は、毅然と断るか、関わりあいたくない場合は、聞こえないふりをしてその場を離れましょう。何か困ったことがあった場合は Ground Transportation Information Center のカウンターなどで信頼できる人に相談しましょう。
ニューヨークの空港からの移動手段については、こちらで詳しく紹介していますが、空港からの移動手段は、タクシー、シャトルバス、地下鉄など、色々あるので、はじめてニューヨークを訪れる場合は、どれで移動するかを必ず考えておいた方がいいと思います。
ニューヨークは比較的安全な街ですが、やはり旅行者となると、通常以上に意識的に注意をしていないと、こういう被害が起こってしまいます。
ニューヨーク治安最新情報! NYって危険?旅行者狙いの犯罪と注意点 という記事でもお伝えしていますが、悪いことをする人たちは、不慣れそうな旅行者だけを狙ってくるので、隙を見せないように気をつけたいところです。
アメリカでは、ヨーロッパなどと比較すると、スリの被害というのは圧倒的に少ないのですが、そんなスリに対する警戒心のないアメリカ人を狙って、最近、南米から国際的なスリグループが、ニューヨークをはじめアメリカ各地にやって来ているというニュースが出ていました。同じところに長くは留まらず、旅をしながらスリをしているような人たちなので、常に移動していて捕まらないようです。そんなニュースがあったので、普段以上に身の回りの荷物に注意した方がよさそうです。
New York City's hard-core pickpockets are known as the "Nifty Fifty." In 2018, they had company: international teams of thieves visiting the city to ride the subways and steal. https://t.co/PLHJGzouyE
— The New York Times (@nytimes) January 28, 2019