ジョーズシャンハイ Joe's Shanghai 蟹肉小籠包ミッドタウンで重宝する中華レストランオペラ、ミュージカル前におすすめ

先日、ミッドタウンにあるチャイニーズレストラン、ジョーズ・シャンハイ (Joe’s Shanghai) へ行ってきました。ガイドブックを見ると、必ず名前が載っているほどの有名店、ジョーズ上海ですが、支店がいくつかあり、載っているのはたいていはチャイナタウンのお店。本店は、クイーンズのフラッシングにありますが、実はミッドタウンのど真ん中にも支店があります。今回は、日本からのゲストと一緒にリンカーンセンターへニューヨークオペラを見に行く前に訪れたのですが、オペラやミュージカルへ行く前でそんなに時間がないときや、久しぶりにアジア料理が食べたい時のミッドタウンエリアでの食事に重宝するレストランのひとつです。
そして、リンカーンセンターへ向かう途中にあるコロンバスサークル前。ここには普段と違う大きな熊が出没中。このコロンバスサークルを起点にブロードウェイ沿いに166ストリートまで続くBroadway Morey Boogieというアート展が行われていました。

それではまずジョーズ・シャンハイ (Joe’s Shanghai) でのおいしい夕食から。お店は、56Streetの5-6Avenueにあるので、MOMA美術館や、ブロードウェイミュージカル、リンカーンセンターでのオペラやコンサートなどの時に行くのに最適な位置にあります。ここの一押しのメニューはもちろん、記事トップの写真の小籠包。メニューでは、豚肉だけのものと、豚肉＋カニ肉のものと2種類ありますが、Crab Meat with Pork Steamed Soup Bunsという、蟹肉小籠包がカニの風味がありジューシーでおいしいです。

続いて、定番チャーハンの揚州チャーハン。はずしません。みんな満足な味です。

野菜食べたいね、ってことで、Sauteed Chinese Seasonal Vegetables。メニューの名前だけでは一体何なのかよくわからなかったのですが、お店の人に聞いたら、たくさん野菜の名前が出てきて、おいしい、とのことだったので、ガーリックを入れるか入れないかだけ聞かれガーリックなしで頼んでみました。なかなかおいしくて、野菜をたくさん食べることできて満足の一品でした。

鶏肉のカシューナッツ炒め（宮保鶏丁）(Kung Pao chicken) もおいしくておすすめです。唐辛子は直接食べなければそんなに辛くありません。ナッツもたっぷりで、甘辛な味付けが好きな味でした。

デザートに杏仁豆腐を。普通に、「アンニンドウフ」で通じちゃったものだから、びっくりしていたら、上海語で「ハァンニンドウフ」って発音するそう。北京語や広東語になるとまた違う発音ですが、少なくとも上海から来た人にはそのまま通じるようです。

アジア人だけではなく、その他の人々にも大人気のお店です。結構みんなよく知っていて、お店の看板メニューの小籠包は必ず食べてます。小籠包狙いで、他の料理は頼まず、ひとり2皿（12個）だけをがっつり食べにくる人もいます。
ニューヨークの中華料理というと、チャイナタウンにあるようなディープな中国っぽいお店を想像してしまう人もいるかもしれませんが、ここなら普通のレストランの雰囲気で、日本から来る場合でもそれほどビックリすることはありません。