(NYPL)

今から100年以上も前の1911年のニューヨークの様子を記録した面白い映像がありましたので紹介します。1911年と言うとかなり大昔で、今とは全然違う別世界が見られると思う人も多いと思いますが、これがなかなか意外なことに、今のニューヨークのどこの場所か見てすぐわかるほど、街が変わっていないのです。人々のファッションと乗り物は大きく変化していますが、それ以外の街の建物の感じとかが、現在とはそんなに変わってないことにびっくりしてしまいます。

映像は、スウェーデンの会社、Svenska Biografteatern により撮影された1911年のニューヨークのものだそうで、映像のスピードと音声は、調整してあるそうです。外出時の当然の見出しなみだったのか、当時みんなが必ずお洒落に帽子を被っている様子が見られました。また、馬車や自動車、路面電車が、信号のない中、混在しているのですが、信号がなくても上手く機能していたりします。街並みや代表的な建物などは実は今とあまり変わりがなく、そのままの雰囲気だったことには驚きました。ニューヨーク好きの人には、なかなか興味深い映像だと思います。

なかなか稀な映像なので、他にどんなものがアップされているのかなと見てみた所、昔の映像の収集家のようで、興味深い世界の様々な都市の昔の映像がアップされていました。例えば、こちらは、1913年と1915年の東京の様子だそうです。こちらも音声と映像スピードは修正してあるようです。

ニューヨークの昔の雰囲気を再現したこんな映像もありました。

まるで映画の世界！ニューヨークのタイムトラベル