以前からこの建物の前を通りかかる度に、その Beaux-Arts 建築の美しさに感動し、何の建物だろうと思っていたのが、シティーホールの裏側、Municipal building の隣にある Surrogate’s Courthouse です。こちらもオープンハウスニューヨークに参加していたので、中に入ってみました。するとびっくり、外だけではなく、中もまるで劇場のように美しい空間が広がっていました。
19世紀後半から建設がはじまり、1907年に完成した歴史を感じさせる建物で、国定歴史建造物などにも指定されています。以前は Hall of Records と呼ばれていたそうですが、現在では、Surrogate’s Courthouse と呼ばれていて、遺産関連の判断が行われる場所となっています。
まるでジュリエットバルコニーのよう。裁判所というよりは、むしろ豪華な劇場の雰囲気です。
時が止まったようなこんな場所がニューヨークにあったなんて、訪れた人々みんな感動したと思います。
レトロで素敵なメールボックス。
雰囲気のある廊下。
天井の装飾も豪華。
昔からの建築が大切に使われ続けているニューヨークの街には、本当に感動させられます。
この他、館内には小さな展示室や図書館があったりします。
こちらのビデオで詳しく解説されています。
New York Surrogate’s Court
31 Chambers St, New York, NY 10007 MAP
ニューヨークでBeaux-Arts様式の建築と言えば、かつて税関があった建物で、現在、アメリカ・インディアン博物館が入っている Alexander Hamilton US Custom House も素晴らしい建物です。
サロゲーツコートハウス ニューヨークダウンタウンの美しいボザール様式建築 Surrogate’s Courthouse was last modified: 9月 23rd, 2018 by