ウエストインディアンパレードで訪れたニューヨーク・ブルックリンのクラウンハイツからの帰り道、オーセンティックな素朴な雰囲気のカリビアンベーカリにも立ち寄ってみました。こちらのお店は、カリブ海の国、トリニダード&トバゴ (Trinidad and Tobago) の大きい方の島の、トリニダード風のロイヤルベイカリー (Royal Bakery & Roti House) というパン屋さんです。ニューヨークには、フランス系、イタリア系、ポーランド系など世界の様々な国のパン屋さんがありますが、カリビアンベーカリーを試してみるのは初めてです。塩ダラのパイなどあまり見かけることのないパンもあり、ちょっとした異国グルメ巡りになりました。
トリニダード・トバゴは、カリブ海の中でも最も南米大陸に近い島で、スペイン、フランス、イギリスとヨーロッパの大国の植民地だった歴史があります。最も支配の歴史が長かったのがイギリスだったこともあり、イギリス、そして同じく、イギリスの植民地だったインドからの移民も多かったことにより、イギリスやインドの影響の強い国です。
Royal Bakery & Roti House の店内は、そんなトリニダードの旗やアートが飾られています。
店内は、とても素朴な雰囲気で、お店の常連さんであるローカルたちがたくさんやって来ていました。
見慣れない様々なパンがあり、どれにしようか迷ってしまいます。
選んだのは、スコーンのようなカリブらしいココナッツパン。1ドルでおつりが帰ってくる、ニューヨークとは思えないビックリ価格でした。
そしてもうひとつ、こちらのスパイシーな塩ダラパンも珍しい味で美味しかったです。
インド系移民の影響だと思いますが、Roti もあります。次回は試してみたいかも。
とても素朴なパン屋さんですが、ニューヨークとは思えない驚きのお値段で、かつなかなか美味しいお店でした。近くを訪れたらまた立ち寄りたいおすすめのカリビアンベーカリーです。
Royal Bakery & Roti House
618 Nostrand Ave, Brooklyn, NY 11216 MAP
営業時間:月-土 10:00-20:00 定休日:日曜日
周辺は、カリブ料理のお店の多いエリアで、こちらのジャークチキンも美味しかったです。