ニューヨークの数ある観光スポットの中でも、家族連れに人気があるおすすめスポットが、ミッドタウンのハドソン川沿いにある、イントレピッド海洋航空宇宙博物館 (Intrepid Sea, Air & Space Museum) です。第二次世界大戦の太平洋戦争などで使用された歴史ある「空母イントレピッド(USS Intrepid)」 が、博物館となり、航空機をはじめ、スペースシャトル(エンタープライズ)、コンコルド、潜水艦などが展示され、様々な歴史が伝えられている他、乗り物に乗ったり色々体験できたりと、インタラクティブに楽しめるコーナーも用意されています。先日、イントレピッドへ遊びに行って来た時の様子を動画で紹介します。
ニューヨークは、たくさんの観光スポットがありますが、美術館など、どちらかと言うと大人向けの場所が多く、子供たちでも楽しめるスポットが意外と多くはありません。通常の美術館や博物館では、触れてはいけないものも多く、子供たちを連れて行くと気が気でないという人もいると思いますが、そんなことを気にせず楽しめるのが、ハドソン川沿いのピア86にある、イントレピッド海洋航空宇宙博物館 (Intrepid Sea, Air & Space Museum) です。
イントレピッド海洋航空宇宙博物館 (Intrepid Sea, Air & Space Museum) は、太平洋戦争やベトナム戦争などに参加し、アメリカの国定歴史建造物 (National Historicl Landmark) に指定されている、空母イントレピッド (USS Intrepid) を中心とするミュージアムです。
中央に聳え立つ塔のような部分 (Island) にあるブリッジと呼ばれる操縦・指令室へ入ってみたり、食堂や寝室など船員たちの生活スペースを覗いてみたりなど艦内の色々な場所の見学をすることができます。
第二次世界大戦中、アメリカ海軍の主力雷撃機だった、TBF アヴェンジャー(Grumman TBF Avenge)をはじめ、広々としたフライトデッキやハンガーデッキには、様々な航空機が展示されています。
空母イントレピッドは、日米が戦った太平洋戦争で使用された空母です。日本とも関わりが深く、雷撃されたり、何度も特攻隊による攻撃が命中しましたが、沈むことなく、何度も復活しています。戦艦武蔵や戦艦大和が沈むことになった攻撃にも参加し、生き残ったという歴史を持つ船です。
ハンガーデッキでは、特攻隊に攻撃を受ける様子が、映像と音、白煙などで臨場感を持って再現されています。煙が出て来ると子供たちは大はしゃぎです。
フライトデッキにあるスペースシャトルパビリオンでは、実験機として建造された、スペースシャトルの一号機、エンタープライズを見ることができます。
この他、ピア86には、冷戦時代に核抑止のために核爆弾を搭載し巡行していた潜水艦、USS Growler(グロウラー)もあり、艦内を見学することができます。
とても速そうなカッコイイ飛行機、ブリティッシュエアウェイズの高速飛行機、コンコルドもあります。
イントレピッドミュージアムは、じっくり見ていると丸一日過ごすこともできる楽しいスポットです。
こちらの動画も是非ご覧ください。
イントレピッド博物館では、2019年から Free Fridays が行われていて、2023年は、6/30、7/28、8/25、9/29 の午後5時から9時にかけて無料で入場することができ、映画の上映会など、色々なイベントが行われます。
イントレピッド博物館の詳細は、こちらをどうぞ。
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