先日のパリ旅行では、エッフェル塔から程近い場所にあるパリ水族館シネアクア (Aquarium de Paris Cineaqua) にも立ち寄ってみました。パリの水族館へ訪れてみてビックリ、なんと、大人気アニメ『ワンピース』とのコラボで、水族館の中がワンピースの世界になっていました。入り口を入ると、ルフィーがお出迎え。天井にはお祭り騒ぎな華やかな垂れ幕で彩られています。
パリ水族館は、エッフェル塔の北側にあるトロカデロ広場の地下にあるコンパクトな水族館ですが、ディスプレイと館内の演出がなかなかアーティスティックで、彩りが美しい水族館です。館内では、ワンピースとのコラボの他、なんとアートの展示も行われていて、訪問時は、日本出身で、パリで活躍しているアーティスト、Aki Kuroda さんの作品が飾られていました。
その前身は、1867年にパリで行われた万博時に造られたトロカデロ水族館で少、20世紀後半から閉鎖されていましたが、2006年にリニューアルされ、オープンし、アートなインテリアも含め、それ程古さを感じさせません。
彩り鮮やかなサンゴ礁。
館内で最も力が入っているのが、サメコーナーで、大きなサメの水槽があります。優雅に泳ぐサメをぼーっと見ていられます。
普通、水族館ではあまり見かけない、錦鯉や金魚までいました。浮世絵のモチーフなどから来る興味かもしれませんが、美しい彩の一つとなっています。手を触れてみることもできます。
彩の美しさでは負けていない、クラゲたち。
アートにすら見えてくる美しさです。
ワンピースのキャラクターたちが水族館の中でところどころで出てきます。
可愛い熱帯魚たち。
まるで映画館のような上映ルームもあり、ワンピースの漫画が上映中。日本語とフランス語の同時セリフは、聞き取りが難しい。
最近、寿命がなんと130年だということが発見され、ニュースになっていた話題のサメ、ジンベイザメのキャラクター、ジンベイ。
館内の色々な場所がワンピースの写真スポットとなっています。
ワンピースとのコラボは、11月30日で終了となってしまいますが、アーティスティックなセンスで、次の企画でも楽しませてくれると思います。
パリは、美術館など大人向けの観光スポットが多く、小さな子供が楽しめるスポットはそれ程多くありませんが、パリ水族館は、キッズたちも楽しめるファミリー向けのアトラクションです。1時間程でゆっくりと見て回ることができます。全般的に美術館やアトラクションの閉館時間の早いパリですが、毎日、夜7時までオープンしているので、訪れやすいです。
パリ水族館 Aquarium de Paris
5 Avenue Albert de Mun, 75016 Paris, France 地図
10時~19時
大人€20.50、子供(13-17)€16.00、子供(3-12)€13.00
料金は、パリにしては少し割高な感じがしますが、パリのお得な観光パス、パリパスやパリエクスプローラーパスなどを利用し、訪れることもできます。