ニューヨークには、大小数多くの公園があり、ニューヨーカーの憩いの場となっています。そんな公園に彩りを添えているのが、毎年、入れ替えられるパブリックアートです。マンハッタンのダウンタウンにあるニューヨーク市庁舎の目の前にある公園、シティホールパーク(City Hall Park)もそんな公園の一つで、いつもアートが街の景色に溶け込むように飾られていて、現在は、キッチングッズの楽しい作品が飾られています。
現在、ニューヨークのダウンタウンにある市庁舎前にあるシティホールパークには、カラフルな彩りの背の高い楽しい作品が飾られています。
公園の中央の噴水を取り囲むように飾られているのが、赤・青・黄色など5色のカラフルな木のような作品です。
この作品は、ニューヨークでパブリックアートを推進しているNPO、Public Art Fund のプロジェクトで、カリフォルニア出身のアーティスト、B. Wurtz さんの Kitchen Trees です。
この公園の横には、かつて、世界一の高さを誇ったことがある、ニューヨークの有名な建築ビルのひとつである、ウールワースビルがそびえたっており、こんな風に見上げてみることができます。
この Kitchen Trees は、よく見てみると、びっくりしてしまうのですが、実はキッチングッズでできています。木の幹の部分は、水切りボウルのようなものが何層にも並べられていて、細長い枝の部分には鍋が、さらに先端には、色々な食材がくっついている楽しい作品です。
B. Wurtz さんによる作品の紹介です。
今春から飾られていた作品ですが、あと一週間程の12月7日までの展示となっています。通りかかることがあればぜひ覗いてみてください。
City Hall Park 地図
シティホールパークの隣にあるのが、ニューヨーク市庁舎です。中は、こんな様子になっています。
マンハッタン側で、ブルックリンブリッジを訪れるときに、この公園に立ち寄ることができます。マンハッタン側からブルックリン側まで歩いてブルックリンブリッジを渡るのもニューヨーク旅行の楽しみ方のひとつです。途中、自由の女神や、エンパイアステートビル、ワンワールド展望台など遠めですが、ニューヨークの名所を眺め渡してみることができます。
何よりもブルックリンブリッジ自体がとても絵になるスポットでおすすめです。