ブルックリンハイツプロムナードニューヨークブルックリンブリッジ近くの憩いの人気絶景スポット

ニューヨークのマンハッタンの美しい摩天楼が見渡せる、絶景おすすめスポットである、ブルックリンハイツプロムナード (Brooklyn Heights Promenade) は、ブルックリンの人気スポットの一つです。ブルックリンプロムナードは、有名なブルックリンブリッジや、ブルックリンブリッジパークからも近い、小高い丘の上にあり、ブルックリンとクイーンズを結ぶ高速道路の上に造られた、展望遊歩道です。お散歩をしながら絶景が楽しめ、ベンチに座って景色を見ながらのんびりと過ごすこともでき、お天気のいい日には、たくさんの人がやって来ます。

ニューヨークには、気持ちのいい春がやって来ていて、今たくさんの人が外に飛び出して来ています。ロウアーマンハッタンの定番散歩コースといえば、ブルックリンブリッジですが、ブルックリン側に到着した後、そのゴール地点からも近いところに、小高い丘の上からロウアーマンハッタンの全景を見渡せる絶景スポット、ブルックリンハイツプロムナード (Brooklyn Heights Promenade) があります。

ウォーターフロントから一本内側の Columbia Heights 通り沿いの坂を上って行くと、Orange St との交差点付近(地図) から見晴らしのいいプロムナードに入ることができ、プロムナードは Ramsen St(地図) まで続いています。

ウォーターフロントの公園、ブルックリンブリッジパークへと続く小さな橋 (Squibb Park Bridge) もあり、この橋を通って、丘を上り下りして、プロムナードを行き来することもできます。

ブルックリンハイツは、丘の上の閑静な住宅街です。プロムナード沿いにも、ブルックリンらしい家が並んでいます。

ブルックリンハイツプロムナード北側の入口には、ちょっとした広場があり、子供たちが遊んでいましたが、日時計 (SUNDIAL) があります。この広場からでも素晴らしい景色を眺めることができます。

ブルックリンハイツプロムナードの遊歩道は「エスプラナード (Esplanade) 」とも呼ばれていますが、この遊歩道の一番の魅力は、やっぱり絶景ビューです。かつて、ブルックリンハイツを訪れた、アブラハム・リンカーンは、”There may be finer views than this in the world, but I don’t believe it,” という言葉を残し、ブルックリンハイツプロムナードの遊歩道からの眺望をとても気に入っていたそうです。実際に訪れてみると、そんな気持ちも納得できると思います。

プロムナードの建設は、第二次世界大戦後、高速道路の建設と同時に進められ、南半分は1950年、北半部は1951年に完成し一般公開されました。高速道路は、その後、1954年に開通することとなり、プロムナードの真下にその高速道路があります。ブルックリン・クイーンズエクスプレスウェイ (Brooklyn-Queens Expressway) という高速道路で、北方面、南方面、地上レベルと4層構造になっている、かなりの数の車が通る道路となっています。

ブルックリンハイツプロムナードは、お散歩やサイクリング、ベンチでくつろいだり、絶景に見入っていたりと、たくさんの人がやって来る憩いのスポットとなっています。

プロムナードの下には、ブルックリンブリッジパーク (Brooklyn Bridge Park) が広がっています。ブルックリンブリッジパークは、ブルックリンブリッジの南側にあるウォーターフロントの憩いの公園で、北から南に、ピア毎に、1から6までの6つのゾーンに分かれていて、運動場、庭園、ビーチ、丘などそれぞれ違ったテーマの公園になっている、巨大な公園です。

南西の方に目を向けると、自由の女神やエリス島、ガバナーズアイランドも見えます。

マンハッタン最南端の摩天楼です。スタテンアイランドフェリーなどフェリー乗場があるサウスフェリー周辺がよく見えます。

北側には、ブルックリンブリッジ、そして遠くには、エンパイアステートビルをはじめとした、ミッドタウンの高層ビルも見えます。
この日は、ユダヤ教のお祭り、パスオーバーの週だったこともあり、黒い服に身を包んだユダヤ人たちがブルックリンに溢れていました。ブルックリンは、ユダヤ人たちが数多く住んでいることでも知られています。