ワシントンDCへの道中カニの名店へ アナポリスのカントラーズでブルークラブ!Cantler’s Riverside Inn Annapolis

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ワシントンDC周辺のチェサピーク湾は、ブルークラブと呼ばれるカニが有名な地域です。春から秋にかけて、ブルークラブシーズンにワシントンDCを訪れる時、カニを食べに行くのが恒例行事になっています。ブルークラブ漁がスタートするのは4月のため、ワシントンDCの桜の季節は、カニのシーズンには少し早いことも多いですが、今年のワシントンDCの桜の見頃が4月中旬だったため、ちょうどいいタイミングでした。カニで有名なメアリーランド州でよく訪れるお店のひとつが、アナポリスにあるカントラーズ・リバーサイド・イン・アナポリス (Cantler’s Riverside Inn Annapolis) です。お天気のいい日は、水辺の景色も気持ちがいいカニのおすすめのお店です。

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アナポリスのカニのお店、カントラーズは、とてものどかなエリアにあり、ナビがないとたどり着くのが難しい、街から少し離れた場所にあります。地元の人たちが主なお客さんですが、そんな場所でも、シーズン中の週末の夜になると、旅行者も多く訪れ満席になるほど人気なお店です。ランチタイムだと余裕で席があり、周囲の景色も楽しめるので、お昼間に訪れることが多いです。

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アナポリスの水辺にあるこのお店は、お店のすぐ横が船着き場になっており、カニをすぐ処理できるようになっています。ブルークラブは、アメリカ東海岸からメキシコ湾まで広く分布していて、どのお店でローカル、チェサピーク湾のカニが出されているかは、聞かないと分かりにくいですが、例えば、こちらのサイトでそんなローカル産のブルークラブを使用している True Blue-certified のお店が紹介されています。

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迷わず頼むのは、もちろん、カニです。サイズによってお値段が変わります。この日は小さなサイズのカニはありませんでした。
お店の黒板に書かれているカニのメニューを見て、わりと大き目のカニを注文。
そして、前菜にスープも頼みます。

前菜のカニのクリームスープ登場!
カニの身も入ったアッツアツの超濃厚スープで美味しいです。

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そしてお待ちかねのカニたち。テーブルにテーブルクロス代わりに大判の紙を敷き、大胆にその紙の上にカニたちは置かれます。
そして、カニ用のトンカチを持って、カニをトントンたたきながら頂きます。カニを食べている間、思わず夢中になってしまうのは、日本のカニもアメリカのカニも一緒です。
トントンとカニを分解するのを楽しみながら、癖になる味のスパイスがたっぷりと付いたカニを頂きます。ビネガーとバターもやって来ます。

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あっという間にカニもあと2杯だけに。夢中になって作業をしていると、意外と時間が経ってしまいますが、このエリアならではの楽しみです。

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メアリーランドのブルークラブのシーズンは、4月から12月中旬までですが、ベストとなるのが、夏の6月から9月頃となります。ブルークラブは、ソフトシェルも人気があります。

Cantler’s Riverside Inn, Annapolis
458 Forest Beach Rd, Annapolis, MD 21409 地図

以前は、こちらのお店にも立ち寄りました。

ワシントンDCと言えばカニ、カニ、カニ!

ところで、メアリーランドのカニ製品作りは、実は毎年カニのシーズンになるとメキシコからやってくる出稼ぎ労働者たちによって支えられているのですが、現在、トランプ大統領効果により、ビザが得られず出稼ぎ労働者数が激減し、人手不足で危機的な状況となっているようです。

冬の厳しい気候で心配されていたカニの個体数の減少は、そこまで深刻ではなかったようで、今年もカニはたくさん収穫できそうです。

カニの身をほぐして、商品を作る人手が不足しているので、カニ製品は値段が高騰しそうですが、逆にカニを丸ごと売る量は増えて、丸ごと茹でたりするようなブルークラブは大人気となるかもしれません。

ワシントンDCの観光 の道中に是非、立ち寄ってみてください。

ワシントンDCへの道中カニの名店へ アナポリスのカントラーズでブルークラブ!Cantler’s Riverside Inn Annapolis was last modified: 5月 14th, 2018 by mikissh