カーネギーホールニューヨーク音楽の殿堂へ行ってみよう！

カーネギーホールニューヨークは、世界的に有名な「音楽の殿堂」です。鉄鋼王、アンドリュー・カーネギーにより建てられたもので、ニューヨークのミッドタウンで今もコンサートホールとして活躍しています。コンサートなどの音楽イベントで訪れるのが一般的ですが、実はカーネギーホールではガイドさんによる見学ツアーも行われており一般公開されています。

カーネギーホール (Carnegie Hall) の建物は、鉄鋼王として有名なアンドリュー・カーネギー (Andrew Carnegie) により、19世紀後半に建てられました。カーネギーホール (Carnegie Hall) は、1891年にオープンし、ミッドタウンの歴史的な建物としても有名になっています。このクラシカルな趣のある建物は、レンガ作りなのですが、実は鉄筋の入っていない、純粋にレンガだけを積み上げて作り上げた建築です。1962年には、国定歴史建造物 (National Historic Landmark) に登録されています。

カーネギーホールの建築には、当時まだあまり有名ではなかった若手の建築家、ウィリアム・タットヒル (William Tuthill) が採用されました。それは、その当時のコンサートホールの建築の常識にとらわれないような新しいものをつくりたかったからです。カーネギーホールは、現在、世界で最も名声の高いコンサートホールの一つとなっています。
1891年4月のオープニングには、チャイコフスキーがやってきて、大盛況だったそうです。こちらのビデオでは、そんな様子をカーネギーホールに残された資料から紹介しています。

鉄鋼王、アンドリュー・カーネギー (Andrew Carnegie) は、ビジネスから引退後、晩年、フィランソロピストとして活躍しました。それまでに築いた莫大な財産をもとに社会貢献に尽力したのです。カーネギーホールの他にも様々な分野にその名を残しています。鉄鋼王、アンドリュー・カーネギー (Andrew Carnegie) は、晩年、現在、クーパー・ヒューイット・スミスソニアン国立デザイン博物館となっている建物に住んでいて、ニューヨークを中心に活躍していました。