アメリカ 5－11歳の子供ワクチン接種可能に！CDC ファイザーワクチン推奨 NYC は明日から

アメリカでは、5歳から11歳の子供を対象としたファイザーのワクチン接種が、先週のFDA の承認を受け、昨日11月2日、CDC (アメリカ疾病予防管理センター) により推奨されました。いよいよ全米で小さな子供たち対象の接種がスタートします。これまでは、12歳以上のみが対象となっていましたが、ようやくほとんどの学校に通う年齢の子供たちがカバーされることになります。5歳から11歳の子供に対しては、12歳以上の接種量の1/3 と少ない量になり、ファイザーの治験によると、症状が出てしまう感染を防ぐのに91%の有効性が認められています。

アメリカでは、ワクチン接種が進み、通常に近い生活ができるようになって来ていますが、12歳未満の子供たちは、これまで接種対象外だったため、学校に通う小さな子供たちがいる家庭は、心配が続いていたと思います。そんな中、5歳から11歳の子供を対象としたファイザーのワクチンの治験結果のレビューが急ピッチで行われていましたが、先週、FDA (米国食品医薬品局) が、第三者専門家会議での推薦を受け、こちらにあるように承認しました。
そして、昨日は、FDA の承認を受け、さらに接種開始の最終ステップとなる CDC が推奨したことにより、いよいよ全米で、5歳から11歳までの子供の接種がスタートします。CDC によると、大人同様、既に感染したことがある人にも、接種を推奨しています。

CDC accepted the Advisory Committee on Immunization Practices’ (ACIP) recommendation that children ages 5–11 be vaccinated against #COVID19.

The COVID-19 vaccine authorized for this group is over 90% effective at preventing COVID-19.

More: https://t.co/cX2X5nMns7

— CDC (@CDCgov) November 3, 2021

基本的には、同じワクチンで、量が、1/3 となるだけなので、ロジスティクスは、問題なく、早い場所では、今日からスタートするところもあります。NYCのワクチン接種会場では、明日の11月4日（木）から接種が可能となります。
残念ながら、封じ込めには至りませんでしたが、自然感染またはワクチン接種により、危険性は、ある程度抑えられ、インフルエンザのような存在となり、共存していく形になりそうですね。

ニューヨークではもうかなり日常に近い生活になってきています。
先日も多くの人々が集まる、ハロウィンの大イベントも無事開催されました。
イベントのハイライトのビデオを本日追加しました。今のニューヨークの様子をよかったら見てみてください。