今回の旅行では、オランダとドイツを中心に様々なヨーロッパの都市を巡って来ましたが、たくさんの人が集まり、最も賑わっていたのが、オランダのアムステルダムです。そんなアムステルダムで盛り上がっていた人気観光スポットの一つが、ハイネケン エクスペリエンス (Heineken Experience) でした。ハイネケン (Heineken) は、19世紀中頃にアムステルダムで創業した、オランダを代表する、緑の瓶でお馴染みの世界有数のビール会社です。オランダ・アムステルダムにある、ハイネケンのかつての醸造所が、ハイネケンエクスペリエンスの会場となっていて試飲や見学など、ハイネケンの体験を楽しめます。
オランダ最大の都市、アムステルダムは、運河が広がる美しい街です。近年、人気上昇中のホットな街で、たくさんの旅行者が押し寄せ賑わっています。オランダ・アムステルダムを代表する、アンネ・フランクの家、ゴッホ美術館などの人気観光スポットは、かなり前にチケットを購入していないと訪れることができない、非常に厳しい驚きの状況になっています。
そんなアムステルダムでとても人気がある観光スポットの一つが、オランダ、ヨーロッパを代表する世界有数のビール会社、ハイネケンの世界を体験することができる、ハイネケン エクスペリエンス (Heineken Experience) です。ハイネケン エクスペリエンスは、大勢の人が一斉に参加できるツアーなので、通常は当日でも参加できますが、私が訪れたときは、当日券は売り切れ、事前に時間指定予約をしたチケットを持っている人のみの入場となっていました。夕方以降は人気の時間帯で、売切になる時間帯もあるので、事前に予約をして行くのもおすすめです。
ハイネケンエクスペリエンスの会場となっているのは、ハイネケンのシンボルとなっている緑の瓶が使用され、美しく今風にリノベーションされた、アムステルダムの中心から少し離れた運河沿いにあるハイネケンの最初の醸造所です。近くには、アムステルダム国立美術館 (Rijksmuseum) などもあり、観光の中心地エリアにあります。
ハイネケンエクスペリエンスでは、ガイドツアーで旧醸造所内を見学します。隣接する運河でホップなどの原材料が運びこまれ、その後の製造に至るまでのプロセスなどを解説してくれると共に、ハイネケンの歴史を伝える様々な展示も行われています。
ハイネケンは、創業者である、ヘラルド・A・ハイネケン (Gerard Adriaan Heineken) が、1864年にアムステルダムにあった醸造所を購入したことによりはじまりました。1873年に、ハイネケン (Heineken) を冠した、品質にこだわったビールの販売を開始します。様々な賞を獲得するなど名声を高めながら成長し、その後好機を捉え、パリ、ニューヨークなど世界各地に進出し、現在では、世界2位のヨーロッパ最大のビール会社となっています。
ハイネケン エクスペリエンスでは、ニューヨーク、ロンドンなど世界各地に進出し、世界的なブランドになっていった過程も紹介されています。
ハイネケン エクスペリエンスの大きいレトロな醸造タンクが立ち並ぶ巨大な醸造室は壮観です。ツアーはここまでとなり、それ以降は自由見学になり、自分のペースで見て回ることができます。
エプロンを来て醸造樽をかき混ぜている様子を演出したり、館内には、写真スポットも色々用意されています。
展示の見学だけでなく、イマーシブエクスペリエンスのような感じの映像作品も楽しめます。
映像を見た後は、一杯目の乾杯！
オランダ語で、乾杯は、プロースト (Proost) 、一杯のビールは、biertje と言います。ちなみに、ドイツ語も Prost（プロースト）です。
ハイネケンのシンボル、緑のボトルに自分専用のラベルをデザインできるコーナーもあります。
ハイネケンは、以前からPRでもよく知られていますが、サッカーやF1などスポンサーをしているチームを紹介するコーナーもあります。
自転車に乗ってカラオケをしながら、アムステルダムの街を進んで行くなど体験型のコーナーや写真撮影スポットが色々あり今風な楽しみ方ができます。
そして、最後には、ハイネケンを試飲できるバーがあります。ツアーの最初に1人当たり2つのトークンが配られますが、1つのトークンで1杯のグラスがやって来ます。
再び乾杯！
バーは、ライトの色が色々変わりキラキラ感が演出されています。
ハイネケン エクスペリエンスは、お土産探しにも便利な人気スポットです。ハイネケンのお洒落なグッズが色々揃ったフラッグシップショップがあります。
ハイネケン エクスペリエンス Heineken Experience
Stadhouderskade 78, 1072 AE Amsterdam, Netherlands 地図
