ヒップホップと花火で大盛り上がりの独立記念日！ラップ界の大スター Snoop Dogg と Akon も登場

昨晩は、ニューヨークでは、アメリカ独立記念日恒例の豪華な花火大会が開催され、とても賑やかな夜となりました。街のあちらこちらでは、モクモクとバーベキューの香りが漂い、色々な所から花火や爆竹のような爆音が聞こえてきたりして、とてもアメリカ独立記念日らしい一日でした。ニューヨーク周辺では、いくつか花火大会が行われ、そんな花火を鑑賞するスポットがたくさんあるので、いつもどこから見ようか迷いますが、今年は、ヒップホップの大御所、Sスヌープドッグがやってくる、ということで、ジャージーシティの独立記念日イベントを訪れてみました。ニューヨークの摩天楼をバックにヒップホップに花火に大盛り上がりでした。

マンハッタンからハドソン川を挟んだ対岸にあるジャージーシティ (Jersey City) のエクスチェンジプレイス (Exchange Place) で開催された、独立記念日花火大会、50STAR FIRE SHOW では、2018年の目玉となる特別ゲストとして、ヒップホップ界の大物 Snoop Dogg（スヌープ・ドッグ）が呼ばれていました。そんな大スターがやって来ると言うことで、それはそれは多くのファンが押し寄せて来ていました。
会場は、とても厳重なセキュリティーチェックがあり、大混雑です。当初は、スヌープ・ドッグ (Snoop Dogg) は、夜8時30分頃に登場する予定となっていましたが、遅れに遅れ、最終的に姿を現したのは、ニューヨークのイーストリバーで開催されているメイシーズ花火大会がはじまる9時30分頃でした。メイシーズ花火大会の時間に被せてくるという、なかなか目立つ登場で、さすがヒップホップ界のスターです。

開始時間が過ぎ、かなりの時間が経っても、全然始まらず、観客席では、まさか来ないのでは？という怪しい雲行きになっていましたが、ひとたび姿を現すと会場は一気に沸きあがりました。Snoop Dogg（スヌープ・ドッグ）は、Dr. Dre に見い出され、1990年代にデビューして以来、様々なヒット作を連発してきたウエストコーストヒップホップの代表的なラッパーです。

会場は大盛り上がりで、踊り出す人も続出です。

“Drop It Like It’s Hot” などの人気曲が色々と披露されました。

さらに、ジャージーシティの高校を卒業したという Akon(エイコン) もゲストで登場。”I Wanna Love You” などいくつかの曲を熱唱します。

I Wanna Love You は、2006年にリリースされた、Snoop Dogg とのコラボ作品です。

アイコンとなっているワンちゃんも登場。Snoop Dogg のソロデビューシングルは、”Who Am I? (What’s My Name?)” という曲（動画）なのですが、印象に残る、名前を覚えてもらうには、ぴったりの曲です。

ヒップホップ界と言えば、ミュージックビジネスにおいてもDIY的なインディーレーベルでの活躍が目立ちますが、音楽だけにとどまらず、パーソナルブランドを元に、様々な事業に進出したり、投資活動を行ったりするスターが多く見られます。Snoop Dogg も Cannabis (マリファナ) 系の事業の運営や、ベンチャーキャピタルで投資事業までスタートさせています。ちなみに、Akon は、出身のセネガルにクリプトシティを作るという構想があるそうで、Akoin という仮想通貨を立ち上げているとかで、みんな音楽だけでなく、積極的に多岐に渡ってビジネス展開をしている、実はビジネスマンのようです。

コンサートが終了し、花火がはじまったのは、なんと10時過ぎ。コンサートのスタートがかなり遅れたため、花火大会も遅い時間の開始となりました。もともとは、メイシーズの花火大会のスタートとほぼ同時に花火が上げられる予定でしたが、今年は、メイシーズの花火は既に終わっていました。アメリカ国旗色にライトアップされたエンパイアステートビルの立つニューヨークの摩天楼をバックに、ハドソンリバー沿いに上がるジャージーシティの花火も素晴らしく、20分程でしたがすっかり見とれてしまいました。今年は、Snoop dogg 効果もあり、昨年の1.5倍、15万人の人が訪れたそうです。