ナイアガラの滝のクルーズは 2種類あります。アメリカ側から出発する「霧の乙女号」と、カナダ側から出発する「ナイアガラクルーズ」です。ナイアガラの瀑布と花火に大興奮する体験ができる、ナイアガラの滝の遊覧船クルーズは、ナイアガラのハイライトです!
ナイアガラの滝クルーズツアーは、ナイアガラの滝のかなり近くまで接近することができる、とても面白い遊覧クルーズなので、特に夏の季節は、ナイアガラの滝へ訪れる世界中の旅行者たちがこぞって参加する大人気のツアーとなっています。ナイアガラの滝のクルーズを徹底紹介します。
ナイアガラの滝 クルーズ どちらがおすすめ?
ナイアガラのクルーズは、2種類あり、カナダ側とアメリカ側、それぞれの場所にあります。二つのナイアガラクルーズは実際体験しましたが、比較してみると、ナイアガラの滝のクルーズの違いは、ナイアガラの滝を見る体験としては、実はほとんど違いはありません。全く同じコースで 20分間乗船し、同じ景色を楽しむことができます。
カナダ側から出発する、ナイアガラ遊覧クルーズは、ホーンブロワーのナイアガラクルーズ (Niagara Cruises by Hornblower) で、赤いポンチョを着て乗るクルーズです。
あえて違いがあるとしたら、カナダ側のナイアガラクルーズの船の方が少し大きいので、一度に多くの人が乗れます。
アメリカ・ニューヨーク側から出発する、ナイアガラ遊覧クルーズは、霧の乙女号(メイド オブ ザ ミスト Maid of the Mist)といいます。青いポンチョのクルーズです。
アメリカ側、カナダ側、ちょうど真向かいになるように、出発の場所があります。
つまり、カナダのナイアガラクルーズと、アメリカの霧の乙女号、二つのナイアガラクルーズは、全く同じコースをクルーズします。
カナダ側にいるなら、ホーンブロワーのナイアガラクルーズに乗り、アメリカ・ニューヨーク側にいるなら、霧の乙女号のクルーズに乗ります。どちらの船も次々に出発しているので、繁忙期でも待ち時間はそんなに長くありませんでした。
ナイアガラの滝を遊覧するクルーズとしては、どちらもまったく同じ体験になります。
霧の乙女号 ナイアガラの滝 クルーズ
霧の乙女号 日程スケジュール
2023年の運行日程は、4/15 – 11/5
営業時間:9AM-5PM
日程と営業時間は、変更されることもあるので、こちら で確認してからいきましょう。
霧の乙女号の入場ゲート&チケット購入場所は、こちら(地図)です。
「霧の乙女号」(Maid of Mist)
チケット料金
大人 (13歳~) $28.25
子供 (6 – 12) $16.50
子供 (0 – 5) 無料
ホーンブロワー ナイアガラの滝 クルーズ
ホーンブロワー ナイアガラクルーズ
ナイアガラクルーズの営業スケジュールは、例年 5月~11月ですが、今年は早いスタートとなります。
2023年の運行日程は、4月14日から11月26日です。
営業時間は、10:00am – 6:30pm(スケジュールは変更があるので、下記ホームページをチェックしてから訪れるのがおすすめ。)
チケット予約とクルーズについての詳細はこちらから
→ Niagara City Cruises Hornblower
ナイアガラクルーズの乗船場所は、こちら(地図)です。
ホーンブロワー ナイアガラクルーズ 日中の滝ツアー
クルーズ運航時間:10:00am – 6:30pm、15分間隔
所要時間:20分間のツアー
チケット料金:
大人 (13歳~) CAD $32.75
子供 (3 – 12) CAD $22.75
子供 (0 – 2歳) 無料
ホーンブロワー ナイアガラ花火クルーズ 夜
5/19 ~ 10/9(秋は不定期運行)
クルーズ時間:21:30 スタート
所要時間:40分間のツアー
チケット料金:
大人 (13歳~) CAD $37.75
子供 (3 – 12) CAD $24.75
ナイアガラの花火スケジュール 2023年は、5/19 から 10/9 まで、毎晩開催されます。
花火の時間は、夜10時からです。
ナイアガラの花火は 2022年から毎晩開催されるようになり、期間中いつ訪れても見れるようになりました。ただし、天候によっては、中止になることもあります。
ナイアガラの滝の花火クルーズに乗らない場合は、
ナイアガラの滝周辺の地上から無料で花火を楽しむことができます。
特に、カナダ側のナイアガラの滝周辺は、視界が広いので見やすいと思います。
アメリカ側の花火鑑賞のおすすめスポットは、プロスペクトポイント (Prospect Point) (地図)です。
夜の外出をしたくない人は、滝の見えるお部屋のホテルに宿泊して、お部屋から花火を楽しむのもおすすめです。
→ お部屋から滝の景色が楽しめる ナイアガラの滝おすすめホテル
花火とイルミネーションの スケジュール はこちらです。
カナダ側のナイアガラクルーズは、ナイアガラクルーズ by ホーンブロワー (Niagara City Cruise by Hornblower) で、自由の女神のフェリー でもお馴染みのホーンブロワー (Hornblower) が2014年から運営しています。赤いポンチョが目印となっています。
フェリー乗り場への入口は、カナダ側、ナイアガラ川沿いのナイアガラパークウェイ (Niagara Parkway) にあり、エレベーターで川岸に下りて行きます。
ホーンブロワーナイアガラクルーズは、ナイアガラへ来たら外せないアトラクションとして大人気です!
「ナイアガラの滝 クルーズ」の定番中の定番である、日中のナイアガラの滝クルーズでは、一番巨大なホースシューフォールズへとぐっと近づくことができ、そこでは舞い上がった水しぶきが豪快に降り注いできたりと、爽快なクルーズを楽しむことができます。
驚くほどの数の人たちが並んでいますが、クルーズの本数はたくさんあるので、意外とスムーズにすぐ乗れます。このホーンブロワーのクルーズのフェリーにはなんと700人もの人が乗船可能なのだとか。上からクルーズを見ていた時、すごい沢山の人が乗っているように見えましたが、実際乗ってみると2階建てフェリーということもあり思ったよりもそこまで混雑している感じは受けませんでした。
クルーズが出発!まず最初に見えるのはアメリカ滝です。
さっそく滝の水しぶきが風に飛んでやってきます。
こんなに目の前でナイアガラの滝を楽しめるなんて、みんながこぞって写真撮影が始まります。
いよいよカナダ側の大きな滝へ。
ナイアガラの滝のクルーズのハイライトとも言えるこの瞬間。霧の中へと突進していきます。
この時の様子は実際に船に乗っているとこんな感じです。霧で目の前がだんだん白くなっていって。
そして、真っ白な世界に。
この時、ナイアガラの滝の水しぶきが絶好調に滝の突風に運ばれてやってきます。キャーキャー悲鳴が聞こえてきます(笑)
太陽の光が照らしつけた瞬間、水の色がとっても綺麗です。
ナイアガラの滝のクルーズに乗る時、どこに場所をとるのがおすすめでしょうか?
水に濡れることも構わないからめいいっぱい楽しみたいという場合は、フェリーの2階の一番前をとることをおすすめします。左右両方がよく見えるのは、先頭の部分ですが、もし、そこがすでに埋まっていたら、次におすすめなのはその左側です。クルーズがスタートしてすぐアメリカ滝がよく見えます。
ただし、船が引き返してくるときに行きに見えなかった景色も結局は見えるので、どこにいても必ず景色は楽しめるようになっています。
あと、どうしても水しぶきがかかりたくない人は、一階の中央部分にいれば、屋根付きで守られています。
クルーズの乗り場は、ちょっとした憩いのスペースになっていて、ライブミュージックを聞きながら休憩もできるようになっています。
ナイアガラの滝 花火 & イルミネーションクルーズ
もう一つ楽しみにしていた、夜の花火クルーズ!。ナイアガラクルーズでは、普通のクルーズと花火クルーズと、どちらも体験してみたいという人に、昼と夜の二つのクルーズがセットになったチケットが販売されます。
夜のナイアガラの滝を見るクルーズもまた面白く、ナイアガラクルーズでは、幻想的にライトアップされたナイアガラの滝のイルミネーションや花火を楽しむことができます。クルーズ船からだと、最もよく見える一等席から花火を鑑賞できるということで、夏だと2隻も同時に出発するほどの人気ぶりとなっています。お昼間の水しぶきが気持ちのいいナイアガラの滝クルーズはもちろん、この時期ならではの夜の美しいイルミネーションと花火を楽しむことができるナイアガラクルーズも、どちらもとても素晴らしかったです。
夜遅いので乗客は少ないのかな?と思って行ったらそんなことは全然なく、長い列ができ驚くほどたくさんの人々がこの花火のクルーズを楽しみにやってきていました。同時に2隻も花火クルーズが出るほどの人気ぶりです。いい場所を取りたくて早めに来て待っているお客さんも多いようです。
夜のクルーズでもやはり赤いポンチョを着ます。
夜のクルーズはお昼間とは別物で、全然雰囲気が変わります。ライトアップされたナイアガラの滝の光景がとても華やかです。滝の水しぶきで色が幻想的に映り、今までに見たことがない光景でちょっと感動します。
アメリカ側もカナダ側もすべての滝がライトアップされ、イルミネーションの色が次々に変化していきます。
9時15分にフェリーに乗船し、9時半にフェリーが出発。最初はイルミネーションを楽しむツアーから始まり、カナダ側の大きな滝のところで、昼間のクルーズと同じように滝の洗礼を受け、花火打ち上げの10時前には、花火が見えるスポットにクルーズは停泊し、花火鑑賞がツアーの最後のフィナーレに楽しめるという、大満足のツアーでした。
花火のクルーズは2隻出発しましたが、それぞれ少し離れた場所に停泊します。レインボーブリッジの下あたりで、1隻はカナダ寄り、もう1隻はアメリカ寄りです。ライトアップされたアメリカの滝とカナダの滝の両方が花火の背景に見える最高のロケーションです。
次々に打ちあがる美しい色とりどりの花火。花火が上がっている時間は実際には6分間程なのですが、たくさんの花火を見るので実感としてはもっと長く見ていたように感じました。一等席で目の前で見られる花火は最高でした!
花火クルーズはこんな様子です。
花火打ち上げ終了後、クルーズツアーも終わりとなります。10時15分くらいには解散になりました。ホーンブロワーのフェリー乗場近くの広場では、パーティが開催されていてとても賑やかでした。
ナイアガラの滝の見どころはまだまだたくさんあります。こちらの記事もどうぞ。