ニューヨークで、今年、大きな影響が出ることが予想されていたのが、2019年4月から予定されていた地下鉄L線のイーストリバー下のトンネルの大工事です。工事中、15ヵ月間の運休が予定され、L train apocalypse、L-mageddon などと呼ばれ、その影響が心配されていました。ところが、今日、そんな大工事の詳細が変更されることが、ニューヨークの交通機関、MTA を管轄するニューヨーク州の知事により発表されました。グッドニュースで、なんと完全運休は中止になることに!工事方法の変更により、夜間や週末などの本数を減らしながらの工事を行うこととなり、完全運休ではなくなります。
2012年に、ニューヨーク周辺に巨大な被害をもたらしたハリケーン・サンディーによりダメージを受けていた地下鉄Lラインのイーストリバー下のトンネルの修復工事が、今年からスタートし、その間、マンハッタンとウィリアムズバーグを結ぶ部分は完全閉鎖となることが、数年前から予定されていましたが、ここに来て、予定が大きく変更になることとなりました。既に、完全運休に対応していた人も多く、もっと早く決めてくれればという人もいるかもしれませんが、通勤で利用している人など多くのニューヨーカーには朗報だと思います。ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモ (Andrew Cuomo)さんによると、コロンビア大学やコーネル大学の専門家から新しいテクノロジーを利用した別の方法が提案され、MTA のエンジニアチームからもOKサインが出たというプランだそうで、平日のラッシュ時は、これまで通り、夜間や週末は、片側のみを利用し、待ち時間は長くなりますが、運行は継続される模様です。
こちらのニューヨークタイムズの記事で、詳細が紹介されています。
Brooklynites, rejoice! Gov. Andrew Cuomo plans to cancel the full shutdown of the L train between Brooklyn and Manhattan. https://t.co/7VzrGhzEzA
— The New York Times (@nytimes) January 3, 2019
というわけで、これからもニューヨーカーも旅行者も、人気のウィリアムズバーグ、グリーンポイント、ブッシュウィックを訪れるのにそれ程不便ではなくなるので、今まで通り遊びに行けそうです。
ストリートアートが楽しめるブッシュウィック!
ニューヨークの有名なスモークサーモン屋さんや、ポーランドのグルメのお店がいっぱいある、グリーンポイント。