最近は、一瞬嘘でしょ?ってびっくりさせられるような本当か嘘か分からないニュースを見聞きすることが増えてきていますが、今日のニュースもそんな驚きのニュースのひとつです。NASA から発表されたビックリニュースなのですが、わたしたちが住む地球のある太陽系からわりと近い位置に、なんと他にも地球サイズの惑星を7つも発見した!というのです。そのうちの3つの惑星には、生物の存在する可能性があるというのですが、地球のように、人類が住む惑星が実は他にもあるのでしょうか?
今日、発表されたのは、NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)により、地球から40光年離れたTRAPPIST-1と呼ばれるる星の周りに、7つの地球サイズの惑星を発見した、というニュースで、それらの惑星には水が液体の形で存在する可能性があり、3つには生物の存在する可能性もあるということです。今日、出版のNatureにも掲載されたそうです。
昨年すでに、TRAPPIST-1系に3つの惑星があることが分かっていたようですが、今回新たに4つ見つかり、温度の低い小さな星の周りには、地球サイズの惑星がずらっと並ぶといったような詳しい状態が分かってきているようで、未知の宇宙のワクワクする新発見だと思います。
New record! We’ve found 7 Earth-sized planets around a single star outside our solar system; 3 in habitable zone: https://t.co/GgBy5QOTpK pic.twitter.com/NEavRSXDU2
— NASA (@NASA) February 22, 2017
今回発見されたTRAPPIST-1系と太陽系の惑星の比較はこちらです。
360°パノラマのYoutube映像まで作成していて、周囲は岩に囲まれた景観のようです。
以前、紹介したように地球温暖化は事実ではないとするトランプさんが大統領となり、科学は逆風にさらされていますが、今回のNASAの発表のように、多くの人に、分かりやすくプロジェクトの意義や発見を伝えていく努力がより大切になっていると思います。