NYアッパーイースト素敵なタウンハウスのアートスクール&ミュージアム National Academy Museum and School

ニューヨーク、アッパーイーストのミュージアムマイルには、ナショナルアカデミーミュージアム＆スクール (National Academy Museum and School) という、美術館を兼ねた歴史のあるアートスクールがあります。
ミュージアムマイルフェスティバルのイベントの日にオープンしていたので初めて内部を見学してみました。ニューヨークのアートスクールの様子を垣間見れるなかなかおもしろいイベントでした。

入り口を入ってすぐ出迎えてくれたのが、1階のロビーのこちらのアート作品。白黒の2つの表裏のある世界を表現しているような、あちらこちらから手が伸びるミステリアスな作品です。

お屋敷風建物の美しいらせん階段を上って2階へと向かいます。そんな円形の空間にふさわしい存在感ある作品でした。周りには次々に人が集まってきています。

アート学校のミュージアムらしい、個性豊かなバラエティに富んだ作品が展示されています。

ニューヨークのタウンハウスが学校＆ミュージアムとなっています。

学生らしい新鮮なアートの数々。

アッパーイーストの趣のあるタウンハウスに洗練されたアート空間が作られています。

さらさらと描かれていく絵にみんな思わず感嘆の声があがります。

子供たちのアートクラスなども行われている学校です。

ナショナルアカデミーミュージアム＆スクール (National Academy Museum and School) は、1825年とかなり昔にそのルーツを遡ることができるそうで、キャッツキルズに記事で紹介したことのあるハドソンリバー派で有名な Thomas Cole、そしてモールス信号の Samuel Mores らにより設立された教育組織がその前身のようです。

セントラルパークの景色を描いたアート。

売却するとすごい値段になりそうな、絶好のロケーションのお屋敷ミュージアムです。

帰り際に、中央らせん階段のところでちょっとしたショーが開催されました。作品から飛び出してきた、キツネの妖精のようなものが登場。紙吹雪をまきながららせん階段を上ってきてみんなの注目を集めるパフォーマンスでした。この不思議な作品は、学校の卒業生の日本人アーティストさん Yuko Uchida さんのものだそうです。