ニューヨークの夏の人気イベント、ミュージアムマイルフェスティバル (Museum Mile Festival) が、先週、 6/13(火)に開催されました!アッパーイーストサイドのミュージアムマイルと呼ばれるフィフスアベニューの82ストリートから105ストリートは、夜6時から9時までの間、歩行者専用となり、自由にのびのびと人々が通れるようになります。すごかったのは、テロ対策でしょうか、警察の車両で完全に歩行者エリアを防護していたことです。ミュージアムが無料で開放されていたり、ミュージアムマイル沿いでは、あちらこちらで小さなショーイベントなども行われ、とてもにぎやかな夜となっていました。
ミュージアムマイルで参加するメジャーなミュージアムは、こちらの NYミュージアムマイル開催! で紹介しましたが、当日訪れてみたら、思いがけず知らなかったミュージアムもあり、色々楽しんできました。
昨年は北から南へ下ってきたので、今回は、その逆、南からのスタートです。一番最初の美術館は、ノイエギャラリーです。
イベントスタート時間よりも早く着きすぎちゃったかな、と思ったのですが、驚いたことにすでに行列が出来ていました。30分ほど待ちましたが、割とスムーズにミュージアムへ入れました。
ペットボトルの持ち込みが一切禁止で、今回訪れた中で一番ルールが厳しいミュージアムでした。
ノイエギャラリーはとても小さなミュージアムで、開放されていたのが二部屋のみだったので、あまり時間かからず、クリムトの見事な作品がずらりと並ぶお部屋など見どころをサクッとみて、次の場所へ。
グッゲンハイム美術館はさらに大行列ができていました。
グッゲンハイム美術館の目の前ではなんだか素敵なボサノバの演奏が行われていました。
美しい歌声に誘われてみんなが集まってきます。
セントラルパークの方から素敵な夕日が見えたので、ちょっと寄り道しちゃいます。
そしてグッゲンハイム美術館の前では、ボディペインティングのパフォーマンスも開催中。
最初に見たときは、ビックリしましたが、だんだんとニューヨークでボディペインティングが普通のイベントとなってきていて、色々なイベントの時に登場したりすることも多くなり、それほど驚かなくなってきました。
腕だけやってみようかな、という女の子も。興味がある人は体験できるような雰囲気でした。
五番街のミュージアムマイルの道路は全てこのイベントのために歩行者天国になっていて、あちらこちらでパフォーマンスが行われ、人の集まりができています。
覗き込んでみると。なんだか楽しそう。
今回思いがけず、立ち寄ることとなったのが、National Academy Museum & School です。
目の前を通ったときに列が出来ていて、ちょうどオープンしたので流れに乗って中へ入ってみた所、素敵なアートの学校のミュージアムでした。偶然入ってみましたが、学校らしい作品群で、コンテンポラリーアートだけど、わりと過去の名作の影響が感じられるような、作品も多く見られました。普段とは一味違ったユニークな仕上がりの作品も多く、面白いミュージアムでした。
ミュージアムマイル沿いで盛り上がる演奏会。
ミュージアムマイル沿いになくても、アジアソサエティなどの出張ブースも登場。
最後は、クーパーヒューイットデザインミュージアム。毎回、訪れる度に異なったテーマの特別展が行われていて、デザイン好きの人は、何度訪れても楽しめるミュージアムです。
6時から9時の間の3時間という限られた時間のイベントですが、ミュージアム巡りをしていると本当にあっという間に時間が過ぎ去ってしまいます。
また来年も行きたいと思う、ニューヨークのおすすめイベントです。