ワシントンDC は何度も訪れているお気に入りの街です。ワシントンDC のおすすめのグルメやレストランをよく聞かれるので今日は、ワシントンDC ならではの「行ってよかった おすすめの人気グルメレストランベスト3」を紹介します。見るからに美味しそうな美しいお料理ばかりが出てくる、思わずリピートしてしまう、お気に入りの地中海料理のお店に始まり、ワシントンDC のアメリカ料理、エレガントなアメリカンステーキハウス、農家直営の野菜が美味しいレストラン、そして、美術館からほど近いところにあるオーガニックの上質ジェラートアイスクリームのお店など、バラエティに富んだお店の紹介です。
美しいお料理の絶品レストラン Zaytinya
お気に入りの地中海料理のレストランは、ワシントンDCのダウンタウン、Penn Quarter にある、スペイン出身の有名シェフ José Andrés のお店、Zaytinyaです。
ワシントンDCに行くと毎回訪れているのですが、ギリシャ、トルコ、レバノン、イスラエルなどの料理を小皿で出してくれる東地中海料理のレストランで、みんなにもとても喜ばれるおすすめのお店です。
トップの写真は、ババガヌーシュという、ナス、ゴマペースト、にんにく、レモン、オリーブオイルを混ぜ合わせてつくったスプレッドで、見た目も芸術的でなめらかで美しいです。この店では、まずピタにつけて食べるスプレッドを何品か頼みます。魚介や、野菜、肉料理もみんな Mezze スタイル。小皿で出てくるので多くの種類の料理を楽しむことができます。タパススタイルというか居酒屋スタイルというか、色々な料理を少量づつ、おいしいドリンクとともに楽しむというスタイルは、以前はアメリカではあまり多くなかったのですが、最近すっかり増えてきました。うれしいことです。
そしてこちらは、キャラメライズされた芽キャベツ。野菜を生かしたお料理も多く、ベジタリアンにもとてもおすすめなお店です。地中海周辺は強い日差しのもと野菜も育っていて、とにかく野菜がおいしいので、自然と野菜料理も多いんですね。この Zaytinya は、何を頼んでも、とにかくおしゃれで綺麗な料理ばかりがでてきて楽しいです。お料理が運ばれてくると、わぁ、と感嘆の声がもれます。もちろんお味は抜群。
Zaytinya のシェフ、José Andrés は、以前スペイン料理を紹介するテレビ番組 “Made In Spain” にでていて、毎回作って食べたくなるような、とても美味しそうなスペイン料理を披露していました。
店内は開放感があり、いつ行ってもお客さんがいっぱいのお店です。月曜日に訪れても、予約とパーティで早い時間帯からもう満席でした。ワシントンDCの人々は毎日のようにソーシャルなパーティがあって忙しい、というドラマのような光景をこのレストランへ行くとみることができるかも。
この日、ドリンクの特別メニューにあった、グレープサイダーを思わず頼んでみたのですが、これが本当に美味しかったです。絞りたての旬のぶどうをふんだんに使った贅沢なドリンクです。その他、東地中海産のワインや、ウゾ、ラキなどの水を入れると白く濁るちょっと楽しい蒸留酒も楽しめます。最近のクールなニューアメリカンレストランの定番、アメリカのクラフトビールも揃っています。
ぷっくりと焼けたピタも名物で、頼まなくてもどんどん運ばれてきます。なくなるとすぐ新しいピタが熱々のうちに運ばれてきてこれがまたおいしくて止まりません。ピタには、一緒に運ばれてくるオレンジ風味のオリーブオイルをつけるだけでも充分おいしいのですが、スプレッドと一緒に食べるのがベスト。
ピタにも合う、Tzatziki。これも毎回頼んじゃいます。ヨーグルトときゅうりをベースに、ガーリック、オリーブオイル、そして、きゅーっと絞ったフレッシュレモンをあわせた、さわやかな一品。
オクラ料理もおいしいです。地中海料理、特にアラブ料理ではオクラってけっこう出てくるんです。ヒヨコマメと一緒にトマトと香辛料を絡ませた熱々の一品。
ケバブもおいしそうなので頼みました。牛、鳥、羊の肉、色々な種類が食べられるというのもうれしいけど、味もどれもグッド。サイドのオニオンやホットソースなどの工夫もいいんですよね。
デザートひとつめは、Galatopita。セモリナカスタードが敷かれている上にクリスピーなフィロをのせ、ラズベリーとハニークリスプアップルのソルベを添えて。
そして、2つ目は、チョコレートのケーキとローズアイスクリーム、ピスタチオ添えにしました。みんなで来ると色々分け合えるから楽しさ倍増でいいですよね。レストランの開放的な雰囲気と美しくおいしい料理のおかげか、いつもとても楽しい時間を過ごすことができます。ついついリピートしてしまうレストランなんです。
美味しいステーキハウス Morton’s
(Morton’s)
ワシントンDCは世界中から人々がやってきて住んでいるインターナショナルな街です。外交関係や政治家、公務員、アカデミックの人も多く住み、ビジネスや様々な会合でもレストランが使われることが多いからか、総じて丁寧な対応の接客に優れたレストランが多いように思います。そんな中、ビジネスでも、ちょっとしたおしゃれディナーでも、アメリカならではのステーキを食べたい気分の時は、シカゴ発祥で全米中に展開しているステーキ屋さん Morton’s Steak House もおすすめです。この日は運よくウォークインで入れましたが、いいレストランは予約がないと席がとれないこともしばしばあるので前もって予約するのがおすすめです。
Morton’s Steak House は、とても落ち着いた雰囲気で、ビジネスでお客さんを連れてきても喜ばれそうな正統派の貫禄漂うステーキハウスです。”The Best Steak” とうたっているだけあり、ステーキのお味もなかなかでした。このレストランもそうですが、ワシントンDCのサービスレベルはニューヨークなどと比べると総じて高いです。上の写真は、フィレミニオン、そして下は、ステーキ屋さんに行く時の王道、ポーターハウスステーキ。2種類の部位のお肉のステーキなのでとても大きいです。前菜の野菜もパンもおいしく、とてもいいお店でした。
農家直営レストラン Founding Farmers
ワシントン DC らしい言葉遊びをしたような、”Founding Fathers” をもじったFounding Farmers という名前のお店です。その名のとおり農家が経営しているレストランです。Zaytinya もそうでしたが、またまたおいしい野菜料理が頂けるレストランです。最近は、野菜料理が美味しいお店がすごく増えていて大人気。Founding Farmers も予約していくことをおすすめします。予約なしで行ってみた所、満席で大賑わい、1時間半待ちとのこと。予約なしで来た人のほとんどがさすがに待てないと、帰っていきます。代替案を考えつつ、よく観察してみると、実際に待っている人は意外と少ないということで様子を見ながら待っていたら、ラッキーなことになぜか15分程で席に着くことができました。
めずらしいグリーントマトのフライ、ミネストローネスープ、ファーマーズサラダ、と野菜盛りだくさんで前菜をスタート。メインは、お店の人に人気のものを聞き、なかなか普段食べることのないアメリカの伝統的な家庭料理、Yankee Pot Roast(牛肉に煮込み料理)と面白い組み合わせのChicken and waffles を。遅い時間だったので、みんなでちょっとづつつまむ感じで。クラフトビールと共に。
ワシントンDC のレストランはどこも開放的でモダンなレストランばかりです。
Founding Farmers は、メアリーランド州や、バージニア州など、今どんどん拡大しているレストランです。最近は、見かけ重視ではなく、本当に新鮮な食材を使い、なるべく飾り気なしにリーゾナブルに提供するレストランが人気のようです。
ジェラートアイスクリーム Pitango Gelato
最後に、National Galleryなど美術館巡り後に、ふらっと立ち寄ることができるジェラートアイスクリームのお店もご紹介。Pitango Gelatoという名前のお店でおいしくていいお店でした。
選べる味はたくさん。ここのお店は原材料にとてもこだわりがあり、オーガニックのもの、自然のもの、にこだわり、人工的な添加物は一切使っていません。
ピスタチオとチョコレートヘーゼルナッツを選びました。着色料が一切使われていないので自然のままの色です。
ワシントンDC は、観光するところがいっぱいで、毎日観光で大忙しの街ですが、美味しいグルメも楽しんで、旅行を満喫してください♡
グルメ記事の続きもあります。
ワシントンDCを訪れる場合は ワシントンDC 是非訪れたいおすすめスポット10選 も参考にしてみて下さい。とても楽しめる見所がたくさんあります!
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