ワシントンDC 是非訪れたいおすすめスポット10選 で紹介したように、ワシントンDCは、ものすごくたくさんのおすすめ観光スポットがあるため、いつも時間が全然足りない状態です。
初めてワシントンDCを訪れる場合は優先順位をつけて回ることをおすすめします。
途中、カニの美味しいお店 へ立ち寄り、ワシントンDCに到着。
まず訪れたのは最近色々と話題となっている、ホワイトハウスです!
ワシントンDCの観光で見逃せない、ホワイトハウスの見学ですが、実は、中へ入るためには、アメリカの国会議員の紹介がないと入れません。
ホワイトハウスのオフィシャルサイトには、外国籍の人は、ホワイトハウスの見学ツアーについては、自国の大使館へ問い合わせるようにと記載されているのですが、アメリカ在日本大使館の方では、ホワイトハウス見学申請は受けつけていません、ということなので、基本、一般の人は、ホワイトハウスの内部見学ツアーには参加できないのです。
よって一般の人は、ホワイトハウスを外から見学することになるのですが、
ホワイトハウスって、実は、正面からも裏からも見ることができます。
でも、ホワイトハウス、どちらが正面か迷ったことありません?こちら南側が実は正面なんです。
そして、こちらがホワイトハウスの北側、裏になります。でもどちらが正面でもいいくらい立派なので、どちらにもたくさんの観光客がいて写真撮影をしています。先月9月19日に起こったホワイトハウス侵入事件、犯人はこちらから侵入を試みたようです。
この事件がトップニュースとなり騒がれている中、私たちが訪れたのはちょうどその直後。もっと厳戒態勢になっているんじゃないかと思って来たのですが、結局いつも通りの落ち着いた状態でした。
幸い大統領一家は留守だったようですが、犯人はホワイトハウスの内部にまで到達したようです。その後、シークレットサービスの長官が解任されるなど警備体制、責任問題が論じられています。
ワシントンDCは基本的にはとても穏やかで平和な街です。
ホワイトハウスの前の公園に、自転車で見回りをするおまわりさんを発見。
ニューヨークでバイクポリスはなかなか見かけないですね。
ホワイトハウスの目の前ではいつ来てもこういう抗議運動の光景が見られます。少し前に世間を騒がせた「アイスバケツチャレンジ」ってまだ記憶に新しいと思うのですが、それをまねてイスラエルのガザ地区への侵攻に対する抗議の主張で「ガレキバケツチャレンジ」がガザ地区のパレスチナ人の間で起こりました。同じように反戦抗議をする人々はここホワイトハウス前でガレキの代わりに土をかぶり抗議運動を行ったこともあったそうです。
公園ではどんぐりを口いっぱいにほおばっているかわいいリスが。
ウェディングの素敵な花嫁さんの姿も。
国会議事堂の前の広場ではイベントも行われていて、大盛り上がりな週末です。アメリカの夏前後の週末は、ニューヨークやワシントンDCはもちろん、大都市ではどこもイベントが盛りだくさん。ワシントンDCはもっと警戒していてもよさそうな気がしますが、とても平和な週末です。
ホワイトハウスの近くにある ホワイトハウスのお土産屋さん。おみやげを購入するとこんな写真も撮ってくれます。大統領になったつもりで、デスクに座り、ハイポーズ!
このおみやげもかわいいんです。「未来の大統領」Tシャツですよ。
ホワイトハウスについて学びたい人は、ホワイトハウスのビジターセンター を訪れてみると、ホワイトハウスに関する色々な展示を見ることができます。
続いて、外せない観光スポット、リンカーン記念館へ。
真っ白な大理石のリンカーンは中央に。
リンカーンのゲティスバーグ演説での名言”government of the people, by the people, for the people”(人民の人民による人民のための政治)などが周りの壁に刻まれています。
ここのお土産屋はとても小さいのですが、リンカーングッズが盛りだくさんで歴史好きにはうれしいお店です。
目の前に広がるリフレクティング・プールには、ワシントン・モニュメントが映り美しく絶好の写真スポット。
また近くの公園には、Korean War Veterans Memorialがあります。朝鮮戦争で戦い、亡くなったアメリカ兵士の慰霊碑です。”Freedom isn’t free”と彫られています。
あれっ?目があっちゃったよ。
ワシントンDC内は、観光スポットから次のスポットまで、近くに見えますが、結構距離が離れているので、たくさん観光しようと思うとかなりの距離を歩くことになります。そんな時、横をすいすいっと通って行く、セグウェイを使った観光ツアーの人たち。うらやましい。
あっという間に夕方、今日の最後の観光地、アーリントン・ナショナル・セメトリーです。
夕暮れ時ということで、夕日が綺麗なのはいいのですが、蚊が多いので大変。蚊に好かれやすい人は要注意。
ジョン・F・ケネディとジャクリーン・ケネディ夫人のお墓が丘の上にあり、いつも炎に照らされています。
一番高い丘まで登ってくると、リンカーンメモリアル、ワシントンモニュメントなど、ワシントンDCの中心を見晴らすことができます。
無名戦士の墓では、衛兵交替式が行われていますので、時間を合わせていくといいですね。アメリカにしては珍しく緊張感の漂う雰囲気の場所となっています。
ニューヨークもそうですが、ワシントンDCを訪れると、アメリカの他のどの都市とも違った独特の個性を感じることができます。