(from Big Gay Ice Cream)
ニューヨークは、濃厚なアイスクリーム、ジェラートなどおいしいアイスには事欠きませんが、懐かしいソフトクリームを食べたくなったらどうしますか?実は、イーストビレッジのアルファベットシティー、トンプキンス・スクエア公園周辺には、優良なソフトクリーム屋さんが点在しているのです。
まず1つ目は、Ray’s Candy Storeです。
見て下さい、このお店の前に立ちどまるとまるでタイムスリップしてきた気分になります。
40年前からあるお店で、周りのお店はもうすっかり入れ替わってしまったのに、ここだけはずっと営業を続けている、ノスタルジックさ満点のお店。ご近所さんがふらっとついつい寄ってしまうお店、という感じで、立て続けにふらっとお客さんが入っていっては、ソフトクリーム(soft-serve)を片手にお店を出てきます。ここのお店はエッグクリームもすごく有名だそうですし、fried oreos、beignets、belgian friesまであり、まだまだ人気メニューが色々あるようです。
驚いたことにこのお店、なんと24時間営業なんです。眠らない街ニューヨークとは言え、ちょっぴり繁華街からは離れているので夜中もオープンしているというのは驚きました。
バニラとチョコレートのツイストソフトクリーム食べてみました。濃厚なミルク味でおいしかったですよ。
2つ目は、ニューヨークのヘルスコンシャスな女子に人気なvegan organic ice creamのお店、Lula’s Sweet Apothecaryです。ビーガンなので乳製品を使わないで作られたアイスクリームで、ベジタリアンの多いニューヨークならではのお店ですね。このお店は午後3時からしか開きませんので行く時は時間注意です。このエリアは夜盛り上がるエリアなのでしょうか、みんな営業時間遅めなんですね。
そして3つ目はゲイカップルが5年前にトラックから始めたという行列のできるお店、Big Gay Ice Cream。イベントの日ということもあり大行列だったので今日はパスしましたが変わり種のソフトクリームが食べられます。なんとロサンゼルス、フィラデルフィアにまで進出しているようですね。3つのソフトクリーム屋さんの中で一番ホットなお店のようです。
Tompkins Square Parkでは、毎年8月に開催される、Charlie Parker Jazz Festivalのイベントでたくさんの人が訪れていました。芝生でのんびりしながらの音楽鑑賞は最高です。ビキニでひなたぼっこしながら音楽を聴くお姉さん、本を読みながら音楽を聴くお兄さん、わいわいピクニックしながら音楽鑑賞する人たち、お昼寝する人々、ニューヨークらしい夏の週末です。
ジャズの会場は人人人で埋め尽くされていました。
歴史あるイベントなのでアーティストもそれなりに有名な人が来ていて大人気のイベントです。
イースト・ヴィレッジの東の端にあるアルファベット・シティってなかなか足を踏み入れないエリアかもしれません。昔はドラッグの取引も行われた、なんていうイメージがまだあるのかもしれませんが、昔は昔、今はニューヨークは本当に安全な街になってきています。ニューヨークの街は、それぞれエリアごとに個性的な雰囲気があります。イーストビレッジらしい光景も見ることができますので機会があればお散歩して見て下さい。こんな壁画が点在していて楽しいですよ。久々にやってくるとお店もずいぶんと入れ替わったりしています。
そういえば、ソフトクリームと言えば、ニューヨークの夏の風物詩のひとつ、ミスターソフティ(Mister Softee)。メロディーだけなのかと思ったら実は歌詞もあったんですね。なぜだかみんなをハッピーにさせてくれる曲です♪