自由の女神のある、リバティ島に、2019年、新しいミュージアムが誕生することになりました。自由の女神を見るためにフェリーでリバティーアイランドにやってきたものの、自由の女神以外何もない場所なので、今まで物足りなく感じる人もいたかもしれません。そんな中、いよいよ2019年に新スポットとして、自由の女神に関する歴史や遺物が紹介される新しいミュージアムが誕生します。それにより、リバティ島での時間をさらに楽しめるようになるのではないかと思います。
2019年5月16日、ついに「自由の女神ミュージアム」がオープンしました!
自由の女神ミュージアム 計画
自由の女神が完成したのは、1886年。今年は130周年目に当たります。そんな節目の年にこの新ミュージアムの構想がされました。先週発表された自由の女神ミュージアム (Statue of Liberty Museum) の建設計画によると今後、$70 million(約70億円)もの費用をかけ、完成は2019年を予定しています。
ニューヨークをベースに活躍しているファッションデザイナーの Diane von Furstenberg さんがファンドレイジングの指揮をとっており、既に$40 million(約40億円)の寄付を集めています。アマゾンの創業者、ジェフ・ベゾスさんや元ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグさんらも賛同しているそうです。
デザインファーム FXFOWLE によるデザインはこんな感じで、ガバナーズアイランド同様、洪水で沈むことのないよう小高い丘に建設されます。あまり派手にせず、リバティーアイランドにある素材を用いて建設し、周囲の景観に溶け込むようにデザインされています。
リバティーアイランドを訪れる人たち全てが予約なしで訪れることができ、自由の女神のオリジナルのトーチや、建設時の様子の展示、シアターでは映像などその歴史を伝えると共に楽しませてくれる仕掛けが色々用意されます。
130年前も台座をつくる予算がなく、クラウドファンディングで資金を募り、多くの人の力によりなんとか完成に辿り着いたそうですが、今回も同様、こちらで寄付を受け付けています。$18.86以上寄付するとミュージアム内部に名前が刻まれ、$35以上寄付すると限定メダルがもらえるそうです。完成予定は 2019年で少し先のことですが、完成が楽しみなミュージアムです。
Photo (www.libertyellisfoundation.org)
ニューヨークを訪れる旅行者に最も人気の自由の女神。
そんな自由の女神についてもどうぞ。
自由の女神ミュージアムがオープンしました!