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アメリカサマータイム2018 夏時間が始まります!

年に2度の恒例行事、時計の針が移動する、サマータイム (デイライトセービング Daylight Saving Time (DST)) の始まりの日が近づいてきました。今年、2018 年のサマータイムの始まりは、今週末、3月11日(日曜日)の深夜2時となります。冬時間の午前2時 → 午前3時に、一時間進む変更となります。

毎年サマータイムが始まるのは、まだ冬の気候が続く3月の第2日曜日で、サマータイムの終了は、11月の第1日曜日、今年、2018年は11月4日(日曜日)の午前2時までとなります。

春の時間変更は、ムービングフォーワード (Moving Forward) と言って、時計を一時間戻すことになります。またサマータイムの終了となる、秋の時間変更は、ムービングバック (Moving Back) と呼ばれ、時計を一時間戻すことになります。夏時間の終了時は一時間余裕ができるのに対して、春は1時間早まるため、変更前の時間で動いていると遅刻してしまうので注意が必要です。




ニューヨークと日本の時差

冬の間は、標準時(Standard Time)でニューヨークと日本の時差は14時間ですが、夏時間、デイライトセービングタイム (Daylight Saving Time) 期間中は、ニューヨークと東京の時差は13時間となります。

リアルタイムのニューヨークと東京の現在時刻日の出、日の入りの時間です↓

ニューヨーク 東京
🇺🇸(time.is New York) 🇯🇵(time.is Tokyo)


アメリカ国内の時差

アメリカは同じ国の中でも実は時差があります。
アメリカ本土は、タイムゾーンが4つに分かれていて、同じアメリカ国内でも時差があるのです。
ニューヨークやワシントンDCなど東海岸の東部時間 (Eastern Time)、シカゴなど内陸部の中部時間 (Central Time)、デンバーなどロッキー山脈エリアの山岳部時間 (Mountain Time)、サンフランシスコやロサンゼルスなど西海岸の太平洋時間 (Pacific Time) と4つに分かれており、それぞれ1時間づつ時差があります。


(timezonecheck.com)

実はこの他にもアメリカにはあと二つ特別なタイムゾーンがあります。
アラスカ州は、太平洋時間 (Pacific Time) からさらに1時間遅くなるアラスカ時間 (Alaska Time)、ハワイ州は、アラスカからさらに1時間遅くなるハワイ時間 (Hawaii Time) があります。

アメリカ国内でもサマータイムがない地域もあります

サマータイム (Daylight Saving Time (DST)) は、日照時間が大きく変化する北のエリアでは日照時間に応じて時間を変更させることに意味がありますが、一年を通じて日照時間があまり変わらない南のエリアでは実はほとんど意味がないため、サマータイムを採用していないこともあります。
例えば、ハワイはアメリカですがサマータイムはありません。夏時間のないハワイでは一年を通して日本との時差が19時間となります。

また、アリゾナ州も特別なエリアで、山岳部時間 (Mountain Time) のエリアに入っていますが、デイライトセービング (DST) のルールを採用していないため、サマータイムはありません。そのため実質上は、夏は デイライトセービング (DST) を採用する 太平洋時間 (Pacific Time) と同じ時間帯となっています。

標準時とタイムゾーン

こちらが世界のタイムゾーンです。


(timezonecheck.com)

今では標準時とタイムゾーンの概念が世界で当たり前のこととなっていますが、過去を振り返ると、このように全地域で統一した標準時間を持つという概念ははじめから存在したものではなく、最初はそれぞれの町で好きなように独自の時間を設定していました。標準時間を作ろうという変化が最初に訪れたきっかけが、鉄道の発達です。地域間、都市間を結ぶ鉄道の発展に伴い、標準時やタイムゾーンというコンセプトが確立され発展してきました。
アメリカの鉄道会社では、1883年に標準時の利用をはじめたようですが、当時はなかなか社会に広まらず、1918年になり、ようやく標準時で統一するという法律が制定されることとなり、社会一般で認識されるようになったのです。

世界で一番最初に標準時という概念を確立したのは、産業革命を成し遂げ、鉄道などのインフラを一早く開発していたイギリスです。世界の標準時の基準となっているグリニッジタイムにその名残があります。
こちらのビデオではそんな背景について説明してくれています。

デイライトセービングの始まり

サマータイム (デイライト セービング タイム Daylight Saving Time) のように、時間をずらすという考えの始まりは、実はあの歴史上の人物、アメリカ建国の父 (Founding Father’s) の一人、ベンジャミンフランクリン (Benjamin Franklin) の頃からありました。ベンジャミンフランクリンがパリに滞在していたころ “An Economical Project for Diminishing the Cost of Light” というエッセイにおいて、夏時間を採用して電気のコストを節約するアイディアを書いています。当時は半分ジョークだったようですが、その後、サマータイムは実際に使われ始めることとなります。

最初にサマータイムを採用したのは、1916年、第一次世界大戦頃のドイツとオーストリアでした。アメリカで初めてデイライトセービングが取り入れられることとなったのは1918年のことです。ところがこの時は人気がなく、サマータイムの制度はすぐに廃止になってしまいます。その後、第2次世界大戦中に一年中時間をシフトする “War Time” として、デイライトセービングが復活しましたが、戦後しばらくは混乱が続きます。

最終的にデイライトセービングが形になったのは Uniform Time Act of 1966 によります。セービングタイム制度を取り入れるかどうかの最終的な権限はそれぞれの州に託されることとなったため、現在でもサマータイムがある州とない州があるんですね。その後何度かデイライトセービングの開始日と終了日が変わりながら今に至っています。
ちなみに、このデイライトセービングは、実は、アメリカ以外にも、世界中で70か国以上が採用しているようです。

そんなデイライトセービング (DST) の歴史や現状、問題点について、こちらの映像をご覧ください。

ニューヨークも含めアメリカのほとんどの地域で、デイライトセービング(サマータイム)の 始まりは、3月の第2日曜日午前2時です。デイライトセービングの終わりは、11月の第1日曜日午前2時です。最近は携帯やパソコンなど自動でサマータイムに対応しているものが多いですが、手動の時計を持っている人は、サマータイムのスタート、終了する前日の夜、寝る前に時計の針を進めておきましょう。

アメリカサマータイム2018 夏時間が始まります! was last modified: 4月 3rd, 2018 by mikissh