ニューヨークのレイバーデー名物、ディープなブルックリンの入り口クラウンハイツ、Eastern Parkwayで毎年行われる ウエストインディアン デー パレード (West Indian Day Parade) が昨日行われました。パレード前に銃撃事件が起こるなど毎年何かと起こるカーニバルなのですが、今年は恐る恐る行ってみました。
まずは平和なプロスペクトパークへ立ち寄ります。喧騒を離れて静けさの中、少しのんびりします。地元の人々がパレードなど全く関係なしにスポーツやバーベキューなど思い思いに楽しんでいます。
犬と飼い主が一緒に遊べるこんな池も!
恐る恐るというのは冗談で、日中大通りで普通に行動していれば何の問題もありません。
とても楽しいパレードです。
ニューヨークでは色々なパレードが行われますが、このパレードは規模が違い、すごい人でした!
すごい音量、にぎやかな衣装、派手なダンス、パレード中のまとまりのなさがまさにアメリカらしく、参加者それぞれが自分なりに楽しんでます。
こんな器用な技も見せてくれました。竹馬とは違う、すごい背が高く、手を使わずどうやってバランスとってるんだろう?
安全になってきたとはいえ油断ならないニューヨーク。パレードではNYPDが先頭きって守って?行進していました。公園、駅、ストリート、あちらこちらにすごい数のポリスが待機しています。
夢中でダンシング!無我夢中で心酔して踊る姿はかっこいい。
サービス精神旺盛!かわいいポーズで決めてくれてありがとう♪
子供も参加。衣装が似合っててかわいかったよ。
まるでベネチアのお祭り。カーニバルはイタリア発祥で、その後周囲のヨーロッパのカトリックの国々、そしてその植民地に、アフリカの影響を強く受けながら広がっていったようです。
笑顔で楽しそうにパレードしてると見ている方もうれしくなっちゃう。
とにかく派手派手がいい感じ。
一見、乱闘騒ぎかと思ってしまいました。一時のギリシアのよう。でも全然そういうのじゃなくて、パレード参加者が盛り上がり過ぎてるだけ。パレードがつかえちゃってなかなか進みません。大行列の様子。
ふと横を見ると、な、なんと、へびをアクセサリーにして怖がりながらもうれしそうに写真撮影。白い蛇とオレンジの蛇。こういうお祭り騒ぎのときによく連れてる人を見ますし、意外とみんな平気で首に巻けたりしますが、まだまだ馴染めません。
パレードはまだまだ続いていましたがちょっと寄り道。通りすがりに大行列のできるおいしそうなカリビアンのお店があったのでテイクアウトして家で楽しみます。チキンシチューとオックステイルを買ったのですが、これが期待以上においしくて驚いちゃいました。ちょっとカロリーが高そうですがたくさん歩いたからOK!ほろほろでお肉が本当に柔らかくて、テイスティー。ジャークチキン、ゴートカレーなどもありました。この辺りおいしいカリビアンレストランがたくさんあるんです。より知名度の高いキューバ料理と似ていて肉の煮込み系料理が多いですが、よりじっくり煮込まれている点、若干甘い味付けなのが特徴な気がします。プロスペクトパーク、ブルックリンミュージアム等に訪れた際には試してみて下さい。
ビーンライス、ベジタブル、チキン、オックステイルにビールを添えて。余裕で二人分です。B級グルメで驚きのおいしさうれしくなります。
ブルックリン壁画コレクションの一枚として。特にブルックリンの奥の方へいくと、世界中の様々な国の人々があまりアメリカナイズされずにそれぞれの文化を引き継ぎながらそのままの形で住んでいる様子や多様性が体感できておもしろいですよ。