アメリカの人気ナショナルパーク、イエローストーン国立公園は、記録的な大雨と洪水の被害により、園内が危険な状態となっているため、一時的に完全閉鎖となっています。アメリカでは、夏の行楽シーズンを迎え、久しぶりの旅行で国立公園巡りのロードトリップに出かけているという人も多いと思いますが、近々、イエローストーン国立公園を訪問予定の人は、公園の最新情報をチェックしてから出かけるのが良さそうです。
ナショナルパークサービスによると、イエローストーン国立公園の園内は、記録的な大雨と洪水により、道路の浸水や崩壊、落石、土砂崩れなど園内が危険な状態になっているため、現在、全ての入口が閉鎖されています。少なくとも、明後日の6月15日までは閉鎖となることが発表されています。
6/13/22 at 2:15 p.m. UPDATE: Effective immediately, there will be no inbound visitor traffic at any of the five entrances into Yellowstone National Park on Tuesday, June 14, and Wednesday, June 15, at a minimum. Learn more: https://t.co/mymnqGMNN9 https://t.co/Kz2sEbOS7a
— Yellowstone National Park (@YellowstoneNPS) June 13, 2022
最新情報は、こちらにアップされています。
トレイルコースの橋なども濁流にのみ込まれて、流木が衝突し、崩壊している部分もあるようなので、被害の状況にもよりますが、洪水が落ち着いてから、調査、修復などを行うとなると明後日以降もしばらく閉鎖状態が続くかもしれません。近々、イエローストーン国立公園を訪問予定の人は、最新状況を確認した上で、向かいましょう。
イエローストーン国立公園は、1872年にアメリカ最初の国立公園となり、今年で150周年を迎えています。1978年には、世界自然遺産にも登録され、大自然が美しい、魅力の人気スポットです。