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アトラスがアシモの上を行く? ヒト型ロボットの進歩がすごい!

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ロボット、AIと将来を担う技術の開発競争が激しくなってきていますが、ヒト型ロボット(Humanoid Robot)もこんなに進化しているんだ、と驚かせる映像が出ていました。ヒト型ロボットと言うと、アシモが先駆けですが、今回、注目されているのは、グーグル、名前が変わってアルファベット傘下のボストンダイナミックス(Boston Dynamics)という会社による「アトラス (Atlas)」です。

驚きの映像がこちらです。人間のような雰囲気で、トコトコと歩き出し、ドアを開け、外にお散歩にいくアトラスくん。転びそうになりながらも雪の上を一生懸命歩いています。重い荷物もおまかせ。そんなアトラスくんを試そうと人間が現れるのですが、ロボットをいじめないで!!と言いたくなります。めげずに動き続けるロボット アトラスくん。ずっしりとした安定感があり、まるで人間が中に入っているかのようです。

アトラスは、DARPA (アメリカ国防高等研究計画局) によりサポートされ、ボストンダイナミックスにより開発されている、身長も高く大人の体型をしたヒト型ロボットで、捜索、人命救助を目的としています。2013年にグーグルに吸収されたこともあり、昨年からは、DARPAのプログラムから抜け、商業用のロボットを目指し開発を進めているようです。
ボストンダイナミックスは、もともとBigDogと呼ばれる犬型ロボットが有名でしたが、こんなロボットも開発しています。未来のクリスマスはこんな感じになるのでしょうか。

日本でヒト型ロボットと言えば、長いロボットの開発技術を持ち、2000年に登場した本田技研のアシモくん (ASIMO) が有名です。スムースな動きや、可愛い愛嬌のある、家で一緒に遊びたいと思わせるのは間違いなくアシモくんの方ですが、力仕事や、災害時の救出など厳しい環境で活躍してくれそうなのはアトラスくんですね。福島での災害時に、活躍の期待があったようですが、地面がでこぼこであったり、予期せぬシナリオの下では、安定して動作させることができず、活躍はできなかったようです。長い開発の歴史を活かし、今後の進化を期待したいですね。

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アトラスがアシモの上を行く? ヒト型ロボットの進歩がすごい! was last modified: 10月 1st, 2020 by mikissh