パリのルーブル美術館からほど近い場所にある、パリのちょっと素敵なワイナリー、レ・カーヴ・デュ・ルーヴル (Les Caves du Louvre) へ行ってきました。パリの街中のこんな便利な場所に、こんな面白いワインスポットがあるなんてびっくりです。洞窟のようなお部屋になっていて、各お部屋ではとても美しい写真映えするオシャレな内装が見られ、そこでは、五感を使ってワインを楽しみます。ワインを味わうだけのワイナリーなら他にも存在しますが、五感を使ってワインを知る、そして楽しめるミュージアムのような珍しいワイナリーになっています。
レ・カーヴ・デュ・ルーヴル (Les Caves du Louvre) は、ルイ15世がルーブルの宮殿に住んでいた時代の、ルイ15世のソムリエが住んでいた所だそうです。洞窟のような地下はワインの貯蔵庫となっていたらしく、そんなかつてのセラーを見学しつつ、ワインのテイスティングも楽しめるワインツアーに参加することができます。ツアーは、英語とフランス語があり、入口を入ったらまずは受付に行って申し込みをします。ツアーの最後にはもちろん、ワインテイスティングが待っています!3種類のワインをテイスティングすることができ、さらにお土産にワインを1本頂けます。
美しいインテリアのレ・カーヴ・デュ・ルーヴル。まずは、ワインの原材料であるブドウとそのブドウ畑の土壌について学ぶお部屋に入ってきました。ブドウの木といっても種類によって全然違うのですが、なかなかこうして並べて見ることがないので勉強になります。
次は、ソムリエさんがワインを表現するときに、とても上手にワインの香りを表現しますが、そんなワインの香りについてちょっと学べる、香りのお部屋です。
ワインの味を知る、そして、オリジナルのワインを作ってみるお部屋です。通常のツアーではワイン造りはしませんが、ワイン造りができるワークショップの特別なクラスが別にあります。
ワインのラベルが飾られている、こんな美しいフォトジェニックな洞窟のお部屋もあります。出てきた瞬間、わぁ、と感嘆の声が上がります。
最後はワインテイスティングコーナーで、実際にワインテイスティングを楽しみます。白ワイン、ロゼ、赤ワインの3種類を楽しみます。
ワインテイスティングの前に、お姉さんがまずはワインの産地について詳しく紹介してくれます。メジャーなワインが作られているエリアの周辺に知られざる美味しいワインの産地があることも学べます。お姉さんのお話を聞いていると、これから試飲するワインへの期待が高まり、ワクワクしながら、見守ってしまいます。
白ワインからスタート。待ちに待ったこの瞬間、とっても美味しいです。
館内には、他にこんなアートな空間のお部屋や、
美しくワイン樽が並ぶお部屋などもあります。
ちょっとしたパーティ会場にもなりそうな素敵な洞窟のワインテイスティングのお部屋もあります。
ツアーは30分おきくらいに出ているようでしたが、時間の都合が合わない場合は、セルフツアーで館内を見て回ることもできます。ワインテイスティングでは、フランスワインの産地のことなども楽しく教えてもらえ、美味しいテイスティングができ、おまけに白ワインボトルのお土産付きという、なんだか満足度の高い体験でした。
パリのみの旅行で、ちょっとフランスのワイナリー気分に浸りたい時におすすめのスポットです。
レ・カーヴ・デュ・ルーヴル Les Caves du Louvre
52 Rue de l’Arbre Sec, 75001 Paris, France 地図
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パリは素敵なところがいっぱいです♡