バレンタインデー前ということでスイーツシリーズです。アメリカならではのスイーツ、カップケーキ、今ではニューヨークにとてもたくさんのお店がありますが、アメリカの人気ドラマや映画でもよく登場するニューヨークのカップケーキ店の代名詞的存在は、Magnolia Bakery。特に”セックス アンド ザ シティ”のドラマの影響は本当に大きく、キャリーとミランダがこのお店のカップケーキをかわいくほおばるシーンが印象的だったのか、今もまだ世界中の観光客が訪れる超有名スポットになっています。ふんわりした優しいパステルカラーでとにかく見た目がかわいいカップケーキを作るお店ですが、中でもバレンタインは特にかわいいバージョンが登場し、お店を訪れるのにおすすめの季節です。
マグノリアベーカリーはニューヨーク生まれのカップケーキ屋さん、今ではマンハッタンに5店舗、全米ではロサンゼルスとシカゴに1店舗づつ展開しています。元祖本店は、 Bleecker Streetと11th Streetの交差点にあるウエストビレッジ店。昨秋に訪れた時、このマグノリアベーカーリーの本店には、お店の外までずらりと行列ができるほどお客さんが訪れていました。”プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)”や”ゴシップガール”などでも登場したので、世界的にニューヨークの女子御用達のお店として認識されているのかもしれません。ドラマや映画上映からだいぶ年月は経っていますので、ピーク時ほどではありませんが、まだまだ人気は健在のようです。
マグノリアベーカリーを1996年に創業した創始者は二人いましたが、事業拡大計画で意見が合わず、一人は途中で抜けてしまい、Butter Cup Bake Shopという別のお店を立ち上げています。なのでこのお店のカップケーキはマグノリアのものに似ているところもあります。残ったもうひとりの創業者がマグノリアベーカリーを新しいオーナーに売ってしまい、その新しいオーナーが現在のCEOのようです。
観光客に便利なスポットとしておすすめなのは、ロックフェラーセンター店、6th Avenueの49th Streetにあるお店。夏に訪れた時の写真です。
少し遅い時間帯だったからか、、カップケーキがほとんど売れ切れてしまっていて、ショーケースがちょっと寂しいです。
お店の人が大急ぎで追加のカップケーキを作っていました。チョコレートバージョンが完成。
シーズン限定品が黒板で紹介されています。
“Sex and the City”のドラマでシャーロットが身に着けていてかわいいと評判になったエプロン、Jessie Steeleの商品も店頭に飾られていました。
お店のウィンドウで、カップケーキやケーキを製作している行程を見ることができます。
今までも何冊かレシピ本を出版していますが、今年の4月にまた新刊が出るそうです。マグノリアベーカリーの創始者の一人が手がけるレシピです。やはりかわいい雰囲気の写真でいい感じです。
ユーモアのあるバレンタインシーズン限定商品をご紹介。これはカップケーキではなくクッキーですが、リップと髭。
マグノリアベーカリーはインターナショナルにも成功していて、ドバイ、クエート、ドーハ、アブダビ、モスクワ、メキシコシティ、東京、など現在海外に11店舗あるそうです。中東エリアに多かった海外支店ですが、ついに、2014年に日本一号店が表参道にもできました。
とてもカラフルでかわいいアメリカ人の大好きなカップケーキのお店はここだけではありません。マグノリアベーカリーのブレイクに始まり、今ではとてもたくさんのお店ができています。ちなみに、個人的なおすすめは、Two Little Red Hensです。
昨年、今までにない新しいATMがマンハッタンで話題になっていました。BitCoinのATMも話題になっていましたが、同じく、カップケーキのATMまでできています。24時間いつでも真夜中でも買えるカップケーキのATM、みんなどれだけカップケーキが好きなんでしょう。アッパーイーストのカップケーキATMはかわいいピンク色で女子心をくすぐります。